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ymmt「ただいまー。A?」


「あ、おかえり。」


ymmt「どうかした?顔色悪いよ?」


「・・・大事な、話があるの。」


ymmt「・・・う、ん。」


祥彰がソファの横に座った。
・・・緊張、する。


「あ、のね。前台湾行った2年間、祥彰は、ずっと私のこと、1番に思ってくれてたでしょ。その・・・4か月くらい、また、離れても、いい・・・?」


ymmt「え。また、台湾に呼ばれちゃったの?」


「あ、ううん、国内、なんだけど・・・私の中で、祥彰、2番目になっちゃったの。」


ymmt「・・・それって、4か月で解決、するの?4か月で断ち切れるの?」


「ううん、それは無理で。これからずっと、2番目になっちゃうと思う。」


ymmt「なんで、なんでよ。僕、ずっと、これから一生ずっと、Aが1番大切なのに!」


「・・・祥彰の中で、私の順位も2位に落としてほしい。一緒に1番に、この子のこと考えて下さい。」


そう言って祥彰の手を取ってお腹に当てた。


ymmt「へ?・・・ええええ?!そっ、ぼっ、ストレートに言ってよ!!てっきり他に好きな人が・・・」


「不安だったんだもん・・・産んでも、いい?」


ymmt「いいに決まってんじゃん!!やった、や、やった!!ありがとう!!!」


「・・・ふふ、良かった。あ、双子ではないよ、一卵性なら可能性はないこともないけど。」


ymmt「1人でも2人でも3人でも!元気に生まれてくれればそれで!あ、4か月って、里帰り出産?」


「うん・・・芽衣はしなかったけど、私は出来たらしたいなって。福良みたいな存在も近くにいないしちょっと不安で。ダメ?」


ymmt「いいよ。Aの親御さんも大事な一人娘なんだしそっちの方が安心すると思うしね。・・・ねえA。1つだけ訂正させて。」


「訂正?」


ymmt「赤ちゃんが生まれても、家族がもっと増えることがあったとしても、僕の中の1番にはずっとAがいるよ。」


「・・・子供よりも私っていうの?」


ymmt「違うよ。1番は、家族。Aも、赤ちゃんも。そこに優劣なんてつける必要ないんだから。」


「・・・うん。祥彰、大好き。」


ymmt「僕も。1番問題は解決しましたか?」


「うん(笑)」


ymmt「A、僕と、この子と。幸せになろうね。」


「うん!祥彰と出会えて、良かった。」


誰かの1番になりたくて。
愛されたくて。
ずっと生きて来たけど。
これからは愛を返す番。

祥彰もお腹にいるこの子も。
私の1番大切な存在。

誰だって1番になれる日がきっと来る。

私がそうだったみたいに。


ーinferiority another story fin

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神影(プロフ) - 大好きです。本当に最高。 (3月22日 23時) (レス) @page37 id: 690f341ea7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:たらこ | 作成日時:2021年5月13日 19時

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