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ymmt「そうじゃなくて。Aちゃん、なんで自分だったら振ってね、になるの?怒ってよ、なんで私が一番じゃないのって言っていいんだよ。」


「でも、気持ちなんて、」


ymmt「もっとわがままになって。Aちゃんの好きってそんなもの?僕が好きじゃなくなったってなったらそうですかって諦めがつくもの?」


「そ、れは、」


ymmt「あれだけなりたかった誰かの1番なんでしょ?1番にもっと執着してよ。僕のこと、簡単に離そうとしないで。」


「・・・後悔しても、知らないんだからね。」


ymmt「望むところだよ。」


「・・・ふふ(笑)」


ymmt「ふふ(笑)」


「ラーメン屋で何話してんだろうね、私たち。今日は帰ろっか。」


ymmt「今度は今日行こうとしてたとこリベンジしようね!」


「ん、楽しみにしてる。」


ymmt「じゃ、タクシー呼ぼ、送る。」


「え、なんで?」


ymmt「なんでって終電過ぎてるし。」


「タクシー乗るじゃん。」


ymmt「僕がAちゃんとちょっとでも一緒にいたい、とかじゃダメ?」


「・・・あざといな。」


ymmt「あざとくて何が悪いの?」


「番組名丸パクリ(笑)お酒飲んでないのに酔ってんの?」


ymmt「酔ってません。Aちゃんが彼女になってくれたからテンションは上がってるけどね?」


「っっ・・・ハア、もたない。」


ymmt「何が?」


「何も。・・・ね、山本くん。」


ymmt「うん?」


「好きだよ。」


ymmt「っっ/////Aちゃんの方がよっぽどあざとい!」


「知りませーん(笑)」


私、生まれて初めて誰かの1番になれたって心から思えてる気がする。
私だけの居場所が、出来た。


タクシーの中で左を見るとウトウトしている山本くんの姿。
もう日付が超えて2時間以上経ってるもんねそりゃ眠いか。
それなのに私の家にまで寄って遠回りして帰ってくれて。


「めちゃめちゃ良い子・・・私にはもったいないくらいだよ。ほんとにこんなおばさんでいいの?」


山本くんの返事はない。
こりゃ完全に寝ちゃったかな。


「運転手さん、右から降りても大丈夫ですか?この人寝ちゃって。この人の住所ここなんで次ここまでお願いします、お酒飲んだわけじゃないので声かければすぐ起きると思います。」


運転手「分かりました。可愛い彼氏さんですね。」


「・・・そうですね、私にはもったいないくらいの彼氏です。」


5分も経たないうちにタクシーは到着し、タクシーを見送って部屋に入った。

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神影(プロフ) - 大好きです。本当に最高。 (3月22日 23時) (レス) @page37 id: 690f341ea7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:たらこ | 作成日時:2021年5月13日 19時

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