나의 바도 (ページ6)

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「10期として新しく入りました。Aです。小学生の時からダンスをしていたのでいろいろなジャンルの曲を踊れたら嬉しいです。よろしくお願いします。」

そしてあの見学の日から2週間後、私はダンスサークルの10期生として入サーすることになった。

yw「10期のキムイェウォンです！ダンスの経験はないけどやる気だけは誰よりもあるので頑張りま〜す！」

人数が多いサークルなので、交流会という日をしっかり作っており、その日1日だけだが何人かに分かれながら自己紹介を先輩たちと行い、交流を深めた。

js「10期として入りました。パクチソンです。小さい頃からダンスをしてます。よろしくお願いします。」

HC「やーチソンア。小さい頃からっていつだよ。幼稚園も小学生もちっちゃいだろ。Aちゃんみたいにもっと詳しく言わないと！」

js「はぁ…幼稚園の頃からです。」

同じグループになった同期のチソンくんと、あの先輩はすごい仲が良さそうというかチソンくんはすごいウザがってそうだけど元々知り合いなのかな？

HC「俺の名前はイヘチャンで〜す。本名はドンヒョクだけど、みんなからヘチャンって呼ばれてるからヘチャンって呼んでね〜。小学生の時からダンスしてま〜す。」

このダンス上手いナンパ()の名前は、ヘチャンさんと言うらしい。

グループごとにローテーションしながら自己紹介などの話を行なっていたためヘチャンさんと話すのは逃れられなくて。

HC「Aちゃんはさ、なんのジャンルのダンスやってたのー？」

めちゃくちゃ食い気味で話しかけてくる。周りの女の子の目が怖い。

「あ…ヒップホップ…です。」

HC「えー意外！そしたら結構バキバキに踊れるんだ！ここのサークルは女の子が男子の曲に入って踊るのも大歓迎だからね〜」

ヘチャンさんはとても嬉しそうに話す。けど私はヘチャンさんが踊ってたようななめらかな動きはあまりやったことないし自信がない。逆にゴリゴリのダンス曲の方が得意まである。

「機会があったら…踊りますね。」

HC「…つめた！笑俺と踊るの嫌なのー？」

また笑いながら下を向いてる私の顔を、首を傾げながら見上げてくる。

やめてくれ。綺麗な顔に至近距離で覗かれると心臓がもたない。