나의 바도 (ページ5)

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yw「やっぱりK-popのダンスサークルいいね！！私あそこ入りたい！！Aもそう思うでしょ？」

イェウォンはK-popダンスサークルに入りたくて仕方がないらしい。
私もダンスはやりたいし、K-popもやりたいし、サークルの雰囲気も見学だけでもとても良いのはわかった。けど、私が見入ってしまったあの人のことを考えると、少し億劫で。

「イェウォンと同じサークルがいいから入るけど、さ…」

思わず本音が漏れちゃって。

yw「どしたの？なんか気がかりなことでもある？…あ！あの人か！あのダンス上手いナンパ！」

呼び方どうにかならないのか。
名前を知らないから仕方ないけどその言い方はあまりにも失礼でちょっと笑ってしまった。

「う、うん。あの人ちょっと苦手というかなんというか、少し女たらしなのかな、とか思ったりして…」

私は女遊びが激しい男の人が苦手だ。もちろん男の人と付き合ったことはあるけど、男運が悪く数ヶ月で破局、浮気、など悲惨な経験しかない。し、恋愛経験の浅い私から見てもあの人は確実に沼らせるだけ沼らせてどん底に落としてくるタイプだと思う。

yw「確かにね〜Aが可愛くてナンパしたいのはわかるけど、初対面から俺のこと好き？はちょっと私もビビったわ！」

なんてイェウォンはけらけら笑いながら話す。

yw「でもさ、好きにならなきゃ大丈夫だよ！ダンスは上手いけど第一印象悪いし、サークルも人数多いから同じ曲にならない限りあんまり交流なさそうじゃん！てかあの人あんな感じだったら女に困ってなさそうだから大丈夫でしょ！もし何かあったら私がAのこと守るから！ね！」

お得意のイェウォンの早口によりまとめ上げられ、勝手に話はまとまった。
まあ、私もイェウォンと同じサークルがいいし、あの人とさえ関わらなければ大丈夫だし、いっか。