나의 바도 (ページ39)

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ドンヒョクオッパは私の腕を引っ張って引き寄せて、それから唇に何かが触れる感覚がした

私がそれをキスだと理解するのには時間がかかって。

もちろんファーストキスではないけど、長い間男の人に触れられなかった身体は一瞬で熱くなって。

思わず目の前のドンヒョクオッパを見上げると、いつもの余裕そうな表情ではなくて。

HC「Aちゃんのことが好き、Aちゃんのことが好きすぎておかしくなりそう、俺のこと狂わせた責任、取ってくれる？」

いつもの余裕そうな表情ではないけど、私のことを腕の中に包み込んだからか満足そうな顔をしていて。

『You got me confused

You got me so satisfied』

てっきりこの歌は私の気持ちを謳った歌詞だと思っていたけど、そうではなくて。

「ドンヒョクオッパがPADOの時私を見てたのって…」

HC「やっと気づいてくれた？」

思い返すと恥ずかしくなるけど、私の勘違いじゃなかったこととか、いろいろ嬉しくなって。

「私も…ドンヒョクオッパのこと大好きです、好きにさせた責任取ってください」

ドンヒョクオッパの目を見つめながらもっと強く抱きしめ直して、少し恥ずかしくなったのでドンヒョクオッパの胸元に顔を埋める。

HC「あー…マジでかわいい、笑」

私の頭を撫でながらそんなことを呟いて、また私の顎を手に取って口付けをする。