나의 바도 (ページ24)

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「撮れたね、あとチソンの目の下のラメ可愛い！」

そう言いながらチソンの目の下を指差す。

と、誰かにその伸ばした腕を掴まれて。

びっくりしてその腕の主を見ると、

HC「俺とは写真撮ってくれないの？」

ヘチャンさんだった。

笑っているようで、目の奥が笑ってないようなそんな顔。

「え、あ、撮りますか…？ヘチャンさんいろんな人と撮ってたので…」

HC「俺はAとしか撮りたくないんだけど。」

出たよ。またこうやって思わせぶりな発言して。こういうこと言っときながら、他の女の子と写真撮ってるときにしっかり笑顔で対応してるのも知ってる。更衣室から出てきた時しか見てないけど、きっとそうなんだ、この人は。

こういう発言にいちいち触れてても埒が開かないので、はい撮りましょと適当に流して一緒に写真を撮ろうとする。

チソンと撮った時と同じような距離感で撮ろうとしたのに、

HC「もっと近寄んないと映んないよ」

肩を組まれて、ぎゅっと距離が近づいて。肩は当たり前に密着してるし、顔も頬と頬がぶつかりそうなくらい近くて。

一瞬ドキッとしたけど、他の女の子にも同じようなことをしていると思うと複雑な気持ちになって、そんな気持ちにもなる自分が到底嫌になった。周りの声が耳に入ってこないくらい。

HC「撮れた〜Aありがと、俺PADOの時はほとんど上手側で踊るから。じゃ。」

私はどんな顔をしてただろう。めちゃくちゃ不貞腐れた顔をしてた気もするし、おそらくいつもの10倍はひどい顔をしてた気がする。私に伝言のようにPADOの立ち位置だけ残したヘチャンさんは、また更衣室に戻っていってしまった。