나의 바도 (ページ3)

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活動教室の扉を開けると、そこはいろんなグループの曲が流れていて。各自グループごとに練習をしているようだった。

女の子の曲もあれば、男の子の曲もあるみたいで。私は正直こだわりはなくて可愛い曲やかっこいい曲、全てやってみたい気持ちがあったから本当に今踊っている先輩たちがキラキラして見えた。

その中で、男性しかいない男の子の曲を踊っている茶髪の人が目に入った。

練習着だからダボっとした緩いスタイルの服だったけど、スタイルの良さがあまりにも隠しきれていない。脚が長すぎるし、それなのに顔はありえないくらい小さい。その人が踊り始めて、思わず見入ってしまう。

顔とスタイルに負けないダンスのうまさ。言葉で表現するのはなかなか難しいけど、その中で踊っている男性の中では群を抜いて一番上手いと言い切れる。そのくらいダンスも上手かった。

yw「A、珍しく見入っちゃってるじゃん。笑」

「…っえっ？！」

イェウォンに揶揄いながら言われて、思わず我に帰る。完全にその人に見入っていた。

「…っ、他の曲も見よう！」

後ろにいたイェウォンに振り向いて、声をかけようとしたのに。

HC「俺のこと好きになっちゃった？」

私とイェウォンの間に割り込んできたその人は、口角を上げながら首を傾げて私にそう聞いた。

「…っ！！」

距離があまりにも近いし、私がさっき見入ってたその人でしかなくて、急に目の前に現れたので思わずびっくりして後退りする。

yw「先輩、Aが可愛くてナンパするのはわかるけど距離近いですよ〜」

イェウォンが笑いながら話すのが先輩の後ろから聞こえてくる。イェウォンって先輩と知り合いじゃないよね？イェウォンの陽キャ具合にも改めて驚かされる。

そんなことよりも、近くで見るその人は、やっぱり顔が小さい上にめちゃくちゃ一つ一つのパーツが綺麗で整ってるし、脚が長くて腰の位置がありえない高さにある。少し小麦色に焼けた肌も特徴的だ。

「…っ、ダンス、お上手ですね…思わず見入っちゃいました、すみません」

これ以上この人と話すと危険な気がしたから、それだけ伝えてイェウォンと逃げようとしたのに。

HC「もう行っちゃうの？」

腕を掴まれた。