나의 바도 (ページ20)

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ヘチャンさんが助けてくれたおかげで女の子には手を出されずに済んだけど、自分の今までの行動に原因があったのかと思うと、涙が出てきて。

HC「A、一回出よ。」

周りにも他のサークル員がいて、人の目が気になったこともありヘチャンさんは私の腕を引いて、離れた人のいない空き教室に私を連れてきた。

「…すいません、ヘチャンさんに迷惑おかけしてしまって…」

涙は収まったけど、ヘチャンさんに迷惑をかけてしまった。ヘチャンさんがいなかったらどうなっていたかわからなかった。

申し訳ない気持ちでいっぱいで、ヘチャンさんの顔を見れずに俯いてた。

すると腕をグッと引かれて、気づいたらヘチャンさんの腕の中に閉じ込められていた。

HC「…ごめん、これからは気をつけるから」

なんで私が迷惑をかけたのにヘチャンさんが謝っているのか、よくわからなかったけど、背中に回されたヘチャンさんの温もりに安心して、私も気づいたら腕をヘチャンさんの背中に回してた。