나의 바도 (ページ19)

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サークルで週に2回、バイトも週3くらいで入ってるのでチソンとヘチャンさんとは必然的に会う回数も多くなって。

『Aさんってさ、チソンくんとヘチャンさんとすごい仲良いけど、どういう関係なの？』

サークルで何回かしか話したことない女の子に急にそんなことを話かけられて、びっくりした。

「え、あ、チソンは曲が被ってるのとバイト先が同じで仲良くなって、ヘチャンさんもバイト先が同じなの…」

『えー！その2人と同じバ先なんて羨ましすぎる！私も入りたいんだけど！紹介してよ！』

多分店長は優しいから人手が足りててもバイトに応募したら入れてくれるに違いない。でも、私は心に引っ掛かる何ががあって。

「紹介したいのは山々なんだけど、今人手足りちゃってるみたいで、バイト応募してないんだよね…」

バイトを応募していないのも、人手が足りてるのも本当。だから嘘をついているわけではない。

『えー私も同じバ先入りたかったんだけど〜…、あ、もしかしてチソンくんかヘチャンさんのこと好きなんでしょ！』

どうしてそうなる。

『チソンくんは、可愛い顔してるけどダンスは1.2を争うレベルで上手くてなのに謙虚で優しいし、ヘチャンさんは言わずもがなだよね！わかる！
でもさ、2人を独り占めしたい気持ちはわかるけど、私たちにも少しくらい良い思いさせてよ。』

良い思いってなんだ。というか2人のことをなんだと思ってるのか。

「私は別に2人のことを独り占めしてるなんて思ってないし、その言い方は2人にも失礼になるからあまり良くないと思うよ。」

あまり怒りの感情が湧いてこない私でも、この子の発言には少し気に障るところがあって。思っていることをその子にぶつけてしまった。

『は？あんた自分が良い身分だからってあんま調子に乗るなよ。』

その子が少し声を荒げてこちらに迫ってきて、このままだと手を出される…と思い目を閉じた。

けど、何も降ってこないどころか沈黙が流れていて。

恐る恐る目を開けると目の前のその子は焦ったような表情をしていて。

私は何が起こっているのかよくわからないまま、周りを見渡そうとすると、頭にふわっと手が乗っかる感覚がした。

HC「Aのこと悪く言うやつは、女の子でも許さないけど、どうする？」

私の頭に手を乗せた張本人のヘチャンさんは、いつもとは違う少し怒りを含んだような真顔でその女の子に問いかけてる。

『…すいませんでした。』

目の前の子は半泣きになりながら教室を出て行った。