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「は！？お前もっと早く言えよ！(笑)」
「まぁでも後ろの車も合わせれば10人だし、偶数なので幽霊の方もちゃんと計算していただいて。」
アキラさんがなんでそんなに楽しそうなのかは全くわからない。剛典さんもなんだか余裕そうだし、佐野さんはよくわからないがその辺りの知識が豊富そうだし、怯えているのはどうやら私とほくちゃんだけなようだ。
「私、本当に帰りたいです」
「お、俺もっす…」
「幼馴染コンビ、お前ら強くなりたくねぇのか！？特に北人、お前、男だろ。そんなんじゃ好きなやつ一人守れねぇぞ！！」
「すいません！頑張ります！」
ほくちゃん、そんなところで素直にならなくていいんだよ、と今言ったらまた面倒なことになりそうだから言わないでおこう
目的地の廃墟はどうやら昔ホテルだったらしく、少し壊れかかってはいるもののとても豪華な作りだったことが伺える。
「はいちゅーもーく！なんとここに、くじがありまーす！」
アキラさんはいつ用意したのやら、数字が書かれた紙を取り出した
「これで同じ番号だったやつとペアで回れ！」
しぶしぶ、番号を引くことになった
とは言っても、もしほくちゃんやアキラさんじゃなかったらどうしよう。その2人くらいしかまともに話せる人はいない。
剛典さんも話せるけど、お姉ちゃんの旦那さんだし何となく気が引ける。
取り出した番号は、2番
「A、何番だった？」
「2番…」
「最悪…俺3番だった…」
尻尾が垂れた子犬みたいに落ち込むほくちゃん
「Aちゃん、2番なん？」
声のする方を探すと、そこに立っていたのは壱馬さんだった
「はい、もしかして…」
「そ、俺も2番。よろしくな」
なんとなく、壱馬さんなら安心するような
「ねぇA」
「ん？」
「間違っても、アイツに触ったらダメだからね。手繋ぐとか、論外！」
「なんで？？(笑)」
「アイツ、絶対Aのことえっろい目で見てる！！」
ほくちゃんの小学生みたいな推理は当たってるのか外れてるのかわからない
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ねこ(プロフ) - kahonさん» ありがとうございます！現実設定ではないですが、全員ダンス仲間です！説明足りてなくてごめんなさい、、、ゆっくり更新になると思いますが楽しんでいってください！！ (2019年8月4日 9時) (
レス) id: b274df5a0a (このIDを非表示/違反報告)
kahon - とても面白くて、一気に読んじゃいました（笑）。あと、疑問に思ったことがあるんですけど、この作品に出てくるLDHメンバーって、リアル設定なんですか？よければ、教えてほしいです！これからも楽しみにしてます。頑張って下さい＾＾ (2019年7月20日 20時) (レス) id: 0e3b0babab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ねこ | 作成日時：2019年7月19日 6時
