5話 ページ6
No side
「そんなに緊張しなくてもいいのよ？……大丈夫｡昨日此処に入って来た理由は知ってるから｡」
Aは不思議に思った｡何故この人が理由を知っているのか｡
「如何にも＜何で知ってるの……！？＞って顔しなくても｡……それに私は貴方の名前も知ってるわよ……？」
『……え？』
Aは頭を巡らせた｡私はこの人に会った事があるだろうか……？……と｡
「貴方の名前は､A……名字は……」
『………っ……｡』
Aは顔を歪ませた｡……きっと過去に何かあったのだろう……｡其の体は､触れてしまったらすぐにでも壊れそうだった……｡
「……言わないから大丈夫よ｡」
しばらくの間､其の場は沈黙につつまれた……｡
しかし､其の沈黙を破ったのは……
「立ちっぱなしも辛いでしょう？さぁ座って座って！朝餉にしましょう！」
やはりヴィリオンだった……｡
この人は何でも知ってる｡勿論｡今Aの足が痺れて来て､足がプルプルしそうな事も………｡
何故かって？だってこの人は…
[Cuando sueňas]の主人ですから｡
続く
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miracle レインボー - 読んだよ！掛け持ちすごい・・・続きもよろしくお願いします！ (2017年3月1日 22時) (
レス) id: 6e7b100870 (このIDを非表示/違反報告)
パーカーonly - ありがとうございます！ (2017年2月25日 20時) (レス) id: 52172d01f5 (このIDを非表示/違反報告)
ANIER - おーーー！新作も素晴らしいです！ (2017年2月25日 14時) (レス) id: c30e3c6bd4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：パーカーonly | 作成日時：2017年2月22日 22時
