47 ページ49
＊
隆「そうだよ、逆だけど？」
貴『え』
どうして…西島くん。
だってあの時、"同じ方向"って…
女「そんな、どうしてわざわざ…！」
隆「…まだ分かんないのかよ。
高橋さんのことが好きだからに決まってるだろ！！」
「キャー！」っと悲哀や歓喜の悲鳴が
教室中に飛び交う。
…そんなわけない。
だって彼は…女子と付き合うのが苦手で。
ましてや、何で私なんか…。
そんな周りの様子も気にせず
私の所に真っ直ぐ歩いてくる、彼。
隆「…A」
貴『あ…の…西島くん？さっきのって…』
いきなり名前で呼ぶのは、反則だよ…
照れ隠しをするように質問をする。
隆「さっきの気持ちは、本当だよ。
俺はAが好き」
トクン、と胸が音を立てる。
貴『あの、1つ聞きたいんですけど…』
___恋なんて、知らないと思っていた。
だけど…だけど、ね。
貴『西島くんと話せると嬉しくなって
西島くんが他の女子と話しているとのを見ると苦しくなる。
…この気持ちは、何ですか…？』
西島くんは、下唇を噛みながら、フッと笑った。
西「それはきっと、"恋"だよ」
そう言って、ふわりと私を包み込む、西島くん。
私はそれに応えるように
西島くんの背中に両手を回す。
___ああ、やっと分かった。
西島くんに対する、この気持ちが恋なんだって。
貴『…隆弘、よろしくお願いします』
＊END＊
_____
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 339人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Rinq (* ´ ▽ ` *)Nissy(プロフ) - チョコぱんだ*さん» はい (2017年10月9日 21時) (
レス) id: 904d6b89d9 (このIDを非表示/違反報告)
チョコぱんだ*(プロフ) - Rinq (* ´ ▽ ` *)Nissyさん» コメントありがとうございます！にっしーカッコいいですよね(*´ω｀*) これからもよろしくお願いします！！ (2017年10月9日 20時) (レス) id: dff7b9f622 (このIDを非表示/違反報告)
Rinq (* ´ ▽ ` *)Nissy(プロフ) - 頑張ってくださいわたしもにっしー大好きです。 (2017年10月9日 19時) (レス) id: 904d6b89d9 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：チョコぱんだ* | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/takayu1/
作成日時：2017年10月6日 13時
