日 々 、愛 し け り 。 ((黄))

chi 6 ページ6

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人が多すぎて全然前にいたのが錦戸くんだって気づかなかったけど、もちろん前の方を見てもそれらしき人はいなくて







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「G組へgo！」






『めんど〜い、一人で行って来てよ』






「向こうの棟がアウェイなこと知ってて言ってる？」







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一人で行けるわけなくねえ？？滅多に行かないクラスの廊下だなんてアウェイ以外のなにものでもないから？？りっちゃんには夏バテ(仮病)を理由に拒否され、呑気に一限の終わりに来た大倉くんの方を見れば丸ちゃんとキャッキャしてるし……







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でも一人じゃ無理……







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『結局俺〜？』






「だってりっちゃんまじ動かないんだもん〜」






『せやからって俺ら引っ張り出すことないやろ〜』






『俺は全然ウェルカムやけどな！』






「えーまじ？大倉くん置いて丸ちゃんだけにすれば良かった」






『うわ！俺は遅延証のこと許したわけちゃうしな』






「何度も言うけど今日は通常運転だったわ」







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無理矢理二人を連れて来ちゃったけど大倉くん文句しか言ってないよ？大丈夫そ？その反面丸ちゃんは優しい……好き！







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長い廊下を歩いて向こうの棟に行くけどさ、よく考えてみて







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「喋ったことない3人が錦戸くんのとこ行くってやばくない」






『定期ごときで3人来る思わんしな』






「えっ、どうしよ、私が話しかけたらクラスの人たちに変な目で見られそうじゃん」






『俺らが言うても可笑しいやろ』







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大掛かりすぎて今から汗が止まらんです







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