日 々 、愛 し け り 。 ((黄))

chi 26 ページ26

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「いつかは来ると思うけど…あ！私教室戻るから安田くんいたら言っとくよ」






『与田さんもここにおればええやん』






「え？」






『ヤスとりっちゃん困らせようの会』






「なにそれ？」







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どんな会なのさ






錦戸くんは"ん？"って私の反応を伺うから、ちょっとぐらいならいいかなって思っちゃう私も私だ







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『俺の予想だと、ヤスとりっちゃんはお互い見なかった？って聞きあってそのまま来ると思う』






「あー、それありそう」






『もし当たったら今度なんか奢ってや』






「なにその賭け？じゃあもし外れたらー」






『与田さんのお願いならなんでも聞くで』






「あ、言ったね？」






『ははは、言いました』







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にへっ、て笑うと錦戸くんはペコペコと頭を下げる






お願いって言うけど…お願いかあ







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うーん、と考えてみるけどパッと思いついたのはりっちゃんと大倉と話してたあのこと







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…一緒に帰りたいって、言ったら本当に帰ってくれるのかな







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『なんかある？』






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興味津々にそう聞いてくる錦戸くん







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多分、ここで私が照れたトーンで言ったらダメだとおもうんだよね






いかにも冗談！みたいなノリで言えばまだ空気は保たれるはず






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ダメ元だダメ元






だって言い出しっぺは錦戸くん







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これぐらい頑張れるでしょ私







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「い、一緒に帰りたい、な」







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ああ、終わった






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だってみるみる錦戸くんの表情は曇るんだ






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評価の方ぜひお願いします(^^)！
あと、SixTONESのお話も書こうと思っているのでそのとき改めて宣伝させてください、、！






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