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いつものバイトだけど、やっぱり今日は特別で
横山先輩の誕生日に横山先輩に会えるって幸せだと思う
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バイトに行く前に違うコンビニでケーキを買って
ちょっとだけ可愛く見えるようにして髪を綺麗に整えて
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いざ!
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ドキドキとワクワクと不安を抱えていつもの道を歩いてバイト先につく
着替えて時間まで携帯をいじってるとそのあとに入ってくる人
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横「お、来るの早いやん」
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いつも通りイケメンな先輩は私の顔を見てパアッと明るくなった…気がした
手には袋
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「暇だったんで」
横「いつもやろ」
「ですね…あ、あの!」
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横「ん?」
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もう言っちゃおうと思って、袋を机の上に置いた先輩に声をかけると
先輩は微笑んでまた私の顔を見た
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…しんどい
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「えっと」
「お誕生日、おめでとうございます…」
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どういう反応されるかな
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正直怖い
けど、誕生日なんだからおめでとうぐらい言わせて
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反応ないし!わあ死んだ!
顔見れないって!
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頭の中で自分をバッシングして落ち込んでると
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頭上から笑い声
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横「言っときながらなに俯いとんの笑」
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横「ありがとう」
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笑ってくれただけで泣きそうって
私ほんとに馬鹿なのかもしれない
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作者名:やな子。 | 作成日時:2017年5月9日 1時