12 ページ12
.
.
横山先輩の誕生日は火曜日で
シフト…私は入ってるけど横山先輩は入ってない
.
.
やっぱりおめでとうって言うなら学校しかないのかな
.
.
横「暇やなーこの時間」
「いつもゲームしてますよね」
.
.
日曜日の夜
.
20時の休憩時間
やっぱり先輩はアンニュイ
.
いつものゲームはしてないみたいだけど
.
.
横「ゲームする気分じゃないなー」
「珍しいですね」
横「どんなイメージやねん」
.
.
携帯を机に置いたまま肘をついてどこか遠くを見つめてる先輩
.
.
「…先輩誕生日はシフト入ってないんですね」
.
なんとなく、聞いてみちゃった
普通誕生日にシフトなんか入れたくないだろうし当たり前だけどさ
.
横「んー?…あー、せやね」
「家族でお祝いするんですか?」
横「どうなんやろ?でもなんかクラスのやつが放課後空けとけって言ってたな」
「渋谷先輩とかですか?」
横「いや、女子やけど…」
.
.
ピタッと動きが止まった私
バツが悪そうに頭を搔く横山先輩
.
…横山先輩って女の人と関わったりするんだ
先輩の口から女子って言葉が出るのも意外で
.
.
横「あれやで?俺、断ったで?」
横「女子たちに祝ってもらうのも可笑しいし、それならすばるとヒナとおりたいし」
.
.
分かりやすく黙った私に必死に誤解を解く先輩
私なにも言ってないのに…顔に出すぎ?
.
.
横「でもすばるとヒナバイトやし」
横「…せやから俺もシフト入れよう思って」
.
725人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「関ジャニ∞」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:やな子。 | 作成日時:2017年5月9日 1時