ice 9 ページ9
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授業中、睡魔に耐えきれず頬杖をつきながらウトウトしてたら
机をトントン、とされた
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重いまぶたを開けながら横を見れば真面目な顔をした安田くんが体制をこっちに寄せながら見てて
一瞬で目が覚めたよね
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安「あの先生に寝てるのバレたらやばいで」
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コソッと小さな声でそう言ってくれて
確かにあの先生大きな声で怒るし皆の注目の的になって恥ずかしい思いするんだよね
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安「あと5分がんばろ！」
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ニッと笑いかけながら小さくガッツポーズしてくれる安田くん
私が寝そうなところずっと見てたのかな、ええ無理そっちの方が恥ずかしいわ
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「ありがとう頑張る」
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安田くんのおかげであとの5分は余裕で乗り越えられて
チャイムが鳴り授業が終わったあと大きく伸びをしてると安田くんは席を立って大倉くんのところに行こうとした
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だけどすぐ"あっ"と声を漏らし戻ってきたと思えばリュックをガサゴソし始める
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どうしたんだろう？
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なんとなく目で追ってると安田くんの手には私が貸したワークの答え
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安「与田さん、これありがとう」
「あ、うん全然！」
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貸したことを忘れかけてたからちょっとオドオドしちゃったけど、安田くんはずっと微笑んでくれる
癒し…
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大「ヤスー、行こー」
安「あ、おん」
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大倉くんが安田くんを呼びに来て安田くんが席を離れようとしたときにバッとこっちを見て
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安「…渋やんと仲ええんやね」
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って
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プル - この作品とってもきゅんきゅんして大好きで...おまけ、書かれないんでしょうか？(;_;)/ やな子さんの作品どれも全部、大好きです！！ (2017年3月5日 15時) (
レス) id: a4f3b3da3e (このIDを非表示/違反報告)
夏(プロフ) - とってもとっても可愛いお話してきゅんきゅんしました！やな子。さんのファンになりました(*´`) (2017年1月8日 2時) (レス) id: 3a463f5b6d (このIDを非表示/違反報告)
やな子。(プロフ) - きのこの村さん» 最後までありがとうございます！すごく嬉しいです！待っててください！ (2017年1月7日 1時) (レス) id: dbec33df14 (このIDを非表示/違反報告)
やな子。(プロフ) - 青色おーのさん» いっそのこと叫んじゃってください！（笑） (2017年1月7日 1時) (レス) id: dbec33df14 (このIDを非表示/違反報告)
やな子。(プロフ) - みるきんさん» わー！ありがとうございます！そう言ってもらえて嬉しいです！ (2017年1月7日 1時) (レス) id: dbec33df14 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：やな子。
| 作成日時：2016年12月27日 19時
