面倒くさくてごめんね。((Ht))

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『へっ？それで萎えてんの？』







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"考えすぎだろ〜！大丈夫だ〜って！"って言いながら溜まったお皿を洗ってるジェシーくん





なんとなく気まずくて友達のバイト先に足を運べない理由をバイト中ジェシーくんに話したらそんなことで？みたいな反応をされた







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「でも向こうから連絡もないし」





『それはあ、Aちゃんからまた言ってくれるのを待ってるの』





「え、じゃあ誘ったときの微妙な反応はなんだと思う？」





『見てねえから分かんないけどあれじゃない？ただAちゃんがそう捉えちゃっただけ！みたいな！』







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ジェシー相談室、みんなジェシーくんみたいな考え方になったら良いのにね





私もそうなりたいよ







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「グイグイ来られると苦手らしいんだよ」





『好きな子だったら大丈夫っしょ』





「私のこと好きって一言も聞いてないからね」





『あ、そーなの？なあんだよ、それを早く言ってよ！』







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…と、まあそんなことがありまして





何日経っても松村くんから連絡がくることもなくて
正直送るタイミングを逃した感もあって







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「レポート多すぎ…」





『私あと半分、Aは？』





「半分も終わってない…シフト代わってもらう…」







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レポートの多さに項垂れてるナウ 古いって？





バイトに時間取られて家に帰っても寝ちゃう生活のせいでレポートが全然終わってないっていう悲劇ね





松村くんとケーキ食べに行く以前にまずこれを乗り越えないといけないことに気づいた私はもう頭の中パニックパニック







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放課後図書室に篭ってやるかあ…って思いながら重い重い腰をあげて長谷ちゃんととりあえず食堂へ






待ち構えてたのか知らないけど森本少年に遭遇しちゃったよ







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「慎太郎レポート終わった？」





『まだまだだよー』





「だと思った、良かった〜」





『あ、てか北斗がAいつ来るの？って言ってたよ』





「え！？」







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ほんとに行ってなかったのかよ！って大袈裟に突っ込んでくる慎太郎






私のいないところで松村くんが私の話をしてたわけ？なにその嬉しい事実は







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たったこれだけの話で急に心が元気になる私って単純でチョロいんだろうな






だって、やっぱり会いたいんだもん







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