不安定なロマンス。((Js))

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「夢の話？」






『つねったらバカ痛い』






「わお」







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なにごとですの姐さん






靴を履き替えながら詳しく話を聞くけど終始様子がおかしい







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『どうしよう、話せる自信ない』






「三村自分のコミュ力信じた方がいい」






『無理無理、死ぬ死ぬ』






「三村って恋するとそうなるんだ」







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普段はサバサバしてるけど先輩のことになると急に心配性になって私に助けを求めてくる三村が新鮮すぎて






いいな、恋







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人を変えるね







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『う、やばい、HR長引いてるから先に玄関にいてって』






「私先帰るよ」






『待って来るまで一緒にいて』






「邪魔じゃない？大丈夫？」






「お願い(泣)』







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長いようで早い一日が終わって、目の前の三村は携帯とにらめっこ






こういう場に私もいていいの？よく分からないけど三村は緊張して死にそうらしいからとりあえずギリギリまで一緒にいることに







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玄関に向かってる途中、向かいの棟の階段にいる松村くんと目が合った







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『なんでそんなくっついてんの？』







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階段を降りながら松村くんは私に張り付いてる三村を見て不思議そうに聞いてくる







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「今日先輩と一緒に帰るんだって」






『まじで？それでこうなってんの？』






「そう、しかも帰らせてくれない」






『一人で帰るのは与田さんなのにね』







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面白いものを見るかのように腕を組んでる松村くんは私に同情の視線を投げかける






そのあとにゾロゾロといつものメンバーがやってくるけど、ジェシーくんはいない







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『俺らもジェシー待ちなんだよね』






「あ、そうなんだ」







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どんな流れか分からないけどジェシーくんを待ってる彼らと、横山先輩を待ってる私たちが同じ空間にいるっていう






三村は緊張をほぐすようにペラペラ喋ってて私は相変わらず一歩引いてみんなの話を聞いている







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京本くんの肌ツヤエグくてついガン見してたら







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『なにしてるの？』







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背後から聞こえた声に振り向くと、この謎のメンツを眺めながら立っているジェシーくんがいた






困り眉がso cute







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