検索窓
今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:1,101 hit

1日目 ページ1

.

7時02分起床.

嗚呼、今日は2分だけ寝坊しちゃったね.

睡魔に狩られながら、欠伸をするAの姿を見て今日も一日が始まった.


『…寒い、』

肩を震わせれば、最近両親が買ってきた無地でもこもこのパジャマをより抱き締めた.


「…こら、いつまでも寝ようとしないの!!」

僕が朝食を運んでいるのに、まだ寝ようとするこの可愛らしくて憎らしい僕だけのヨドンセン.


『っ、…ぅ、だって、』

首を竦め、ほんのり目が覚めてきたのか僕を見ると苦笑する.

「だってじゃない、ほら顔洗っておいで?」

急いで立たせようと肩を緩く叩けば、渋々と腰を上げた.


僕達は元々兄妹で、両親はそれなりに偉くて幼い頃から家に帰る事はそんなになかった.

そんなのも10何年続けば慣れるもんで、両親の居ない家の中で夜を明かすことも別にそこまで気にも止めてなかった.


今までは.

けど、まあいつからかは僕だけの世界ではAは変わってしまって、ね.


酷い世界だ、

Aが昨日風呂上がりにオーバーサイズの服を着ていただけで、その後僕の部屋は溢れんばかりティッシュ…だなんて嘘みたいに聞こえて下世話だけど実際はそうなんだからね!?


『…最近は水も冷たいね、っと、』

さっぱりした顔で微笑むA.


…まあ、今日からはこんな愛しくて至上価値のあるAについての日記を書いていこうと思う.


.

2日目→



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (3 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
4人がお気に入り
設定タグ:BTS , ヤンデレ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:にむ | 作成日時:2019年12月1日 1時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。