薬中の弟【東京リベンジャーズ】

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『マイキー君もちゅう！』

｢ん。ありがと｣

『して欲しかったらいつでも言ってね！』








『ココにもかくちょーにもちゅしてあげるからね、らんとりんもまっててねっ？』


｢お前とAって本当に血繋がってんの？｣

｢この天使が薬中の弟だとは思えないんだけど｣


｢うるせーよゲス兄弟が｣









いきなり頬にキスする会始まった。

ボス今までに見た事もない顔してたし

九井も鶴蝶もAに言われた通り

大人しくキス待ちしてやがる。







『らんがお兄ちゃんだからまってね、りんに先にちゅうしたげるからね？』

｢Aは兄ちゃんと違って優しいなぁ｣

『む。！はるちよお兄ちゃんは世界一優しいよ？だってね毎日ねお休みのちゅうしてくれるんだぁ、ふふ』







そう言った瞬間

ボス含め他の奴らが一斉に俺を見る。


う〜わ、嫌な予感しかしない。








｢へぇ〜。はるちよお兄ちゃんって、ただの薬中野郎かと思ってたら毎日弟にお休みのKISSしてあげてたんだ〜｣

｢蘭お前やっちまうぞ｣



｢人としての心がまだ残ってたんだな…｣

｢九井それどう言う意味だよ｣



｢三途お前のことは正直どうしようもない野郎だと思ってたけど何も心配もなかったな。Aの事大切にしろよ｣

｢鶴蝶てめぇはなんかムカつくな…｣








別にこんなのいつもの言い合いだけど

喧嘩が始まったのかと思って

Aが竜胆の横でアワアワしている。






『けんかだめだよぉっ、みんなはるちよお兄ちゃんがお休みのちゅうしてくれること誰にも言っちゃだめだからねっ、約束しないとスクラップにしちゃうからぁっ！』







……………可愛いかよ、お前のせいだけどな。


あとすぐスクラップにしようとすんな。






｢わかった。兄ちゃんがお休みのキスをしてくれる事はここだけの秘密だ。それでいいか？｣

『うんっ、マイキー君もみんなも約束だよ…？破ったらみんなスクラップだからねっ』









ボス…

いちいちそれ言わなくていいから…









この日からAと梵天の秘密事が出来た。

約束を破ったらスクラップにされるらしい。

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