薬中の弟【東京リベンジャーズ】

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Aが墨を入れてきた

恐らく誰にも言わずに自分で決めて

んで、俺と同じとこ



彫りたての墨はほんのり赤みを帯びているけど

俺はクソほど愛おしいなと思った。






学校終わりに迎えに行って

そのままボスのところに連れていく。







『マイキー君お話があります』

｢何？そんなにかしこまって｣

『俺高校生になったし、梵天に入りたいです、てか俺昨日いれてきちゃいました…(´＞ω∂`)！』





シャツをめくり墨を見せると

ボスはふふっと笑いだした。





｢成人したらって思ってたんだけど…いいよ、A、おいで｣

『俺マイキー君の為なら何でもするよ』

｢兄弟揃ってそういう感じなの？｣

『まあ、俺の一番ははるちよお兄ちゃんだけどね！』






今そこでいらないことを言うなと思いながらも

喜んでいる自分に反吐が出そう









『あーやっと、小さい頃の夢が叶うなぁ…』

｢小さい頃の夢？｣

『裏切り者をスクラップにすること！』








キャハハッと、嬉しそうに笑う








『喧嘩の時はね、みんなが殺しちゃだめーって言うからたくさん我慢したんだもん…』








可愛こぶって俺の腕にぎゅっと抱きつく。






『でも、裏切り者なら、いいもんね』









昔アホな灰谷が

笑いながら人殺っちゃうんじゃねーの。

なんて言ってたのを思い出した










『あ、でもね、俺高校はちゃんと通いたいからお仕事そんなに出来ないかもだけどマイキーくぅん…』

｢ガキにそんなやらせねーよ｣

『スクラップする時は言ってよ！？』

｢はいはい｣















他の奴らも集まってくると

腕の墨を自慢げに見せていてご満悦だ









｢え〜、Aはてっきり俺らと同じ場所にいれると思ったのに〜｣

『はるちよお兄ちゃん嫉妬しちゃうから！』

｢男の嫉妬は醜いぜクソラリ野郎｣

｢うっせーよクソホモ兄弟｣

｢お前それ特大ブーメランだから｣









※
子供の成長は早いのであっという間に高校生です…

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