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※ほんの少しえっちです









『えっ、ちょ、腕痛いっ!』





Aの両腕を纏めて頭の上に押さえつけると

不安そうな顔で俺を見つめる




服をたくしあげるとひっ、と声がした





『ね、ここ、もしかしてキマッてる?』

「お前の兄貴と一緒にすんな」






色白でうっすい体、でも筋肉質で綺麗だ

俺は脇腹あたりをつーっと撫でる






『っん、』

「キスすんのに躊躇いのないお前だもん、そっから先だって余裕だろ?好きなんだもんな」

『それはっ、』








パンツに手をかけようとすると

目に涙をためて、泣くのを我慢してる。

この辺にしといてやるか








「冗談が過ぎたな」






俺は手をパッと離し、乱れた服を直してやると

小さな声でボソボソ何か言ってる






「ん?」

『別に、やめなくてもよかったのに』

「は?」

『キスの先、する?』







マジか、そう来ちゃうんだ

へ〜〜〜〜〜〜?







「いやお前泣きそうなほど嫌だったんじゃねーのか」

『だって、』

「あれはちょっと痛い目見せてやろって思ってやっただけだから気にすんっ、」








いや…

なんで今度は俺が押し倒されてんの。







『ここって、ほんとに意地悪だね』

「もしかしてさっきの演技かよ」

『ふふっ、でもちょっとドキッとしちゃったなぁ』







そう言いながら俺の胸に倒れ込んできた






「ヤりたい年頃か」

『こことしたい〜、なんちゃて』

「女抱けなくしてやろうか?」

『何、怖いんだけど!』







Aの尻を触ると察したらしい。







『え、ちょっとやめてよ?』

「キスの先するんじゃねーの?」

『冗談じゃん!』









あれで俺が本気だったらどうしてたんだこいつ。









「まあ、ガキはガキらしい恋愛でもしてな」

『俺歳上しか興味ないもん』

「クソ生意気な奴」

『歳上の男の美形じゃなきゃやだ!』

「はいはい」

『だからぶっちゃけ梵天のみんなはタイプ』

「へー」

『特に三途春千夜は顔が良すぎてやばい』









小さい頃からスクラップだー!と死体を見て

きゃっきゃするような奴だったけど

無邪気で可愛かった

それがこうも変わる、わからないもんだな。










「お前がブラコンでアホなのはわかった、寝る 」

『寝込み襲うとかやめてね』

「うるせ」

『ここおやすみ、ちゅ』









ほんとぶれねーなこいつ。

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一尺八寸一犀 - ンンッ…可愛い///主人公君好きです!ああ〜春千夜君も可愛い〜…。とても素敵な作品でした!!これからも頑張ってください!応援してます╰(*´︶`*)╯♡ (8月23日 10時) (レス) @page49 id: 58171344cf (このIDを非表示/違反報告)
ムー - 9 の最後のママ友のやつ笑いました(笑)苦労人になってるハルチ新鮮で面白かったです! (2023年1月16日 23時) (レス) @page9 id: 812daaa6d6 (このIDを非表示/違反報告)
ユメ(プロフ) - この話今まで見てきたやつの中で一番好きです。何度も見に来ちゃいます( ; ; ) (2023年1月9日 1時) (レス) id: 963d301a2a (このIDを非表示/違反報告)
お稲荷さん()(プロフ) - え、ヤバ。尊。 (2022年11月5日 16時) (レス) @page47 id: 6286f41068 (このIDを非表示/違反報告)
ねここ(プロフ) - 短編集見てみたい!えちえち待ってますよ (2022年2月13日 18時) (レス) id: 976bfd9362 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:mmmm | 作成日時:2021年7月23日 20時

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