六夜~春雨第七師団団長様~ ページ10
Aサイド
「葵、指名だよ。久しぶりの上客だからね。気に入ってもらえるように頑張りな。」
貴「はい。今行きます。」
上客か…どんな人なんだろ?ついた。
貴「失礼します。葵です。今日はよろしくお願いします。」
顔を上げるとサーモンピンク色の髪の毛。
青い目。アホ毛。私と同い年くらいだろう。
カッコイイ…というよりは可愛いの方が似合うだろうか。ニコニコしている。
?「どうしたの?固まってるけど。」
そう声をかけられ我にかえる。
上客なんだから気に入ってもらわないと…
貴「すいません。こんなに綺麗な方は久しぶりだったもので…」
?「ふーん。そうなんだ。」
ニコニコしてて何を考えているか分からない。
貴「お名前をお伺いしてもよろしいですか?」
?「神威だよ。宇宙海賊・春雨の第七師団団長をやってるんだ。」
宇宙海賊・春雨…団長…白い肌…夜兎か?
貴「団長様でしたか。なら、さぞかし強いんでしょうね。」
威「どうかな?(ニコニコ)」
ここで少し仕掛けて見るか…夜兎ならこれくらい避けられて当然のはず。この神威という奴が強いなら殺り合いたい…
私の中に流れる夜兎の血が騒いだ…
私はクナイを取り出し神威に投げる。
威「おっと…葵…だったよね?なんの真似?」
貴「さすが、夜兎の神威様は違いますね。
申し訳ありません。私の中に流れる夜兎の血が騒いでしまいまして…」
威「葵って夜兎なんだ。」
貴「はい。そうです…ってめんどくさいな神威様とか敬語とか、もう疲れた。
だから敬語とか使わない。アンタもそれでいいよね?」
威「いきなりどうしたの?」
貴「なんかもう、疲れた。色々と。だからアンタと一緒にいるときくらい素を出してもいいよね?神威ってさ、何歳なの?」
威「18だよ。^^」
貴「私よりひとつ上なんだ。ねぇ、神威。私と殺り合わないか?」
威「え?」
驚いてる。
貴「私さ、強い子供を産みたいんだよね。私と殺り合えるくらいの。だから強い奴と戦ってみてんの。」
威「俺と一緒だ。俺も強い子供を産んでくれそうな女を探してたんだよね。」
貴「同じじゃんか。殺り合ってみない?」
威「うん。君が強いなら俺が君を買い取って妻にする。」
貴「良かった。久しぶりに強い奴と戦えるなんて楽しみだ。じゃあ、戦いはまた今度ね。」
威「うん。」
やっと見つけた。私と殺り合える相手…
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作者名:銀魂LOVE時雨 | 作成日時:2015年11月27日 1時