6話 マイスイートホーム ページ8
谷地Side
Aの家にお邪魔することになってしまったぁあ
私が傘を持ってこなかったばっかりに...申し訳ない...
貴「雨、強くなってきたね。弱くなるまでうちで雨宿りしていきなよ」
谷「えぇ!そんな、迷惑かけられないよ...」
貴「大丈夫大丈夫!丁度今日は定休日だし」
谷「え?定休日...?」
貴「うん。着いたよ。ここが私の家」
谷「え、ええええぇぇ!?!?」
目の前には綺麗なケーキ屋さん
看板にはPatisserie STELLAR と書かれている
谷「...パティスリーステラ...?ここのケーキすごく美味しいってよくお母さんが買ってきてた...いつも行列だって...」
貴「ほんと!?嬉しいなぁ(´∀`)」
CLOSEの文字が下げられているドアを開けて中に入っていくA
そのあとを追うように私も足を踏み入れた
谷「...うわぁ.....すごい...」
店内は星を飾ったように煌びやかで
それでいて落ち着きがある素敵な空間だった
貴「店内でごめんね、リビングの方ちらかっててさ...そこら辺適当に座ってて!タオル持ってくるね!」
Aは颯爽とスタッフルームと書かれたドアの奥へ駆けていってしまった
とりあえず近くの机に座って待っていると
?「Aー、帰ってるのー?...あら?Aのお友達?」
き、綺麗なお姉さんが出てきた!!
谷「ひゃい!や、谷地仁花でふ!!」
母「まぁ、Aの母です。よろしくね仁花ちゃん」
谷「え!?お母様!?私てっきりお姉さんかと...」
母「あらやだ、嬉しい♥待っててね、今お茶いれるから!紅茶はお好き?」
谷「し、シャチ!」
貴「あ、ちょ、お母さん!私やるから!」
母「お茶くらいいれさせて♥」
タオルを持って駆け込んできたA
こうしてみると美人な親子だなぁ...
入れ違えるようにお母さんは奥へ行ってしまった
貴「はい、タオル。お母さんがごめんね(-∀-`; )」
谷「ううん、素敵なお母さんだね!」
貴「そうかなぁ...でもそう言って貰えるの嬉しいな、私お母さんのこと尊敬してるんだよね(´ ˘ `∗)」
幸せそうに笑うAは本当に儚げで
クラスで高嶺の花のように扱われている理由が良くわかる
触れれば散ってしまいそうで
でもそれがまた綺麗で...
貴「仁花?どしたの?」
谷「...え!?あ、ごめん、ぼーっとしてた...」
Aに見とれてたなんて言えないよっ!(>_<)
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ゆいぽー(プロフ) - 面白いのですが、谷地と普通に喋ってるので、人見知りではないんじゃないですかね…? (2018年5月26日 21時) (レス) id: 477dbcdf20 (このIDを非表示/違反報告)
天寿(プロフ) - アオさん» ご意見ありがとうございます!直しました(´>∀<`) (2018年4月24日 21時) (レス) id: 674e3d5a1b (このIDを非表示/違反報告)
アオ - もしかして、夢主ちゃん合宿に参加する流れですかね?というか、白福さんのこと、福ちゃんって呼んでいるのですね。あと、私の勝手な意見なのですが、白福さんの台詞は、小文字を使うより、「〜」を使う方が白福さんっぽいと思います。 (2018年4月24日 10時) (レス) id: 95a693fe0b (このIDを非表示/違反報告)
天寿(プロフ) - アオさん» なるほど!願い事叶うといいですね!!(´∀`)私がやるときっとケーキが穴ぼこになります笑 (2018年4月21日 16時) (レス) id: 674e3d5a1b (このIDを非表示/違反報告)
アオ - 違いますよ。「ケーキにたてた、ろうそくの火を吹き消す時に、願い事をする」というおまじないです。 (2018年4月21日 11時) (レス) id: 95a693fe0b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:天寿 | 作成日時:2018年2月19日 1時