2話 タルト ページ4
家庭科室へ駆け込み鍵を閉めた
誰かに見つかっちゃったら誤解されそうだし...
ちなみに私、家庭科部なので家庭科室の使用は許可おりてます(^ω^)
さて、さっそく取り掛かりますか
まずは女子の手作りクッキーを
砕きます(・∀・)
ほら、これ見られたら誤解されそうでしょ？
女子の手作りクッキー砕いてるなんて私もやりたくないよ
でも割れちゃってるんだから仕方ない
あとはなんか溶かしたバターとかいれて
ちょっと冷やしてオーブンでちょっと焼く。
はい、生地の完成(´∀`)
あとは冷蔵庫にあったもので適当に中身を作り
フルーツをのっけて水飴でコーティングして
はい、フルーツタルト完成ﾊﾟﾁﾊﾟﾁ(｡＞ω＜ﾉﾉﾞ
金髪君よ、ざまぁみろ
君が捨てた女子の手作りクッキーがこんなにも美味しそうなフルーツタルトに変身したぞ
本音を言えば今からこれ持って金髪君の顔面に投げつけたいところだが勘弁してやろう
さて、片付けしないと
クッキーが入ってたラッピングとか捨てなきゃね
ゴミ箱にそれらを捨てようとした時だった
カチャン
ガラッ
なんと、ドアが開きました
ドアの前にいたのは
谷「...っ！？あっ！えと、」
同じクラスの谷地仁花ちゃん
がっつり見られた.....
踵を返し走り出そうとする谷地仁花ちゃん
え、まって、このこと話されたら困るっ！
貴「あ、待って！や、谷地仁花ちゃん！！」
谷「し、シャチっ！！ほ、星凪様にお名前を読んでもらえるなどありがたみの極みでそうろう...」
なんか土下座されて拝まれた
貴「え、まって、星凪様って何？？てか語彙力wwテンパりすぎww」
とりあえず止まってくれた
貴「あ、あのさっ！タルト作ったの！た、食べない？」
谷「そそそそそんなっ！！私などが星凪様の作った物を食べたら...あ、暗殺されるぅぅぅ！！モガっ！？」
とりあえず、口に突っ込んだ
貴「どう？美味し？」
谷「と、とととっても美味しいでふっ！私なんぞにお恵みを頂き誠にありがとうございますっ！！」
貴「食べたね！？仁花ちゃん君、私と共犯ね！」
谷「...へ？」
そう、女子達の捨てられたクッキーを勝手に使い勝手に美味しくし勝手に食べたという犯行である
まぁ、後悔はしていない(^ω^)
共犯ついでに仁花ちゃんとお話をした
家庭科の課題を早めに提出するつもりできたらしい
結構話が合い、今度遊びに行くことになった
高校、初めて友達ができました
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ゆいぽー(プロフ) - 面白いのですが、谷地と普通に喋ってるので、人見知りではないんじゃないですかね…？ (2018年5月26日 21時) (
レス) id: 477dbcdf20 (このIDを非表示/違反報告)
天寿(プロフ) - アオさん» ご意見ありがとうございます！直しました(´>∀<｀) (2018年4月24日 21時) (レス) id: 674e3d5a1b (このIDを非表示/違反報告)
アオ - もしかして、夢主ちゃん合宿に参加する流れですかね？というか、白福さんのこと、福ちゃんって呼んでいるのですね。あと、私の勝手な意見なのですが、白福さんの台詞は、小文字を使うより、「〜」を使う方が白福さんっぽいと思います。 (2018年4月24日 10時) (レス) id: 95a693fe0b (このIDを非表示/違反報告)
天寿(プロフ) - アオさん» なるほど！願い事叶うといいですね！！(´∀`)私がやるときっとケーキが穴ぼこになります笑 (2018年4月21日 16時) (レス) id: 674e3d5a1b (このIDを非表示/違反報告)
アオ - 違いますよ。「ケーキにたてた、ろうそくの火を吹き消す時に、願い事をする」というおまじないです。 (2018年4月21日 11時) (レス) id: 95a693fe0b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：天寿 | 作成日時：2018年2月19日 1時
