20話 貸1つ ページ22
これはやばいぞ
月島から見ればこれは私が襲われているようにしか見えないっ!
いや、襲われたんだけどさ
でも、未遂だから!なんにもないから!
月「帰ったと思わせるために星凪の靴を隠したのはいい判断だったと思いますよ先生。でもあの時の星凪の状況は1人で帰れるようなものじゃなかった。甘いですね」
あ、まじ?そんなことまでしてたの?
用意周到じゃん
先「月島...まて、話を...」
月「今、ここで僕が大声をあげれば職員室にいる先生が来ちゃいますよね。それは困るでしょう?とりあえず今すぐ星凪から離れてください。」
先「っ...」
先生は私から離れ月島に従った
月「ちょっと大丈夫?なにもされてないよね?」
月島は私の拘束を素早く解いてくれる
貴「っはぁ!息苦じがっだ...月島ありがと、大丈夫何にもされてないよ。先生踏みとどまってくれたし。でも制服は弁償してもらうけど!」
そう言うと月島の目線が私の顔から服に下がる
そういえば私下着丸見えだ
貴「...あっ!ちょ、見んなし!」
月「キャラクターとか...色気なさすぎ」
貴「あ、てめぇキ〇ィちゃんをバカにしたな!?サン〇オに謝れ!」
ってこんなことしてる場合じゃなかった
先生と話をつけないと...
貴「先生...私、今回のこと大事にしたくない。私のこと大事な生徒って言ってくれて、嬉しかった。先生にも事情があったんだよね。」
先「...星凪」
貴「止めてくれてありがとう先生。このことは無かったことにしよ。」
月「ちょっと、いいの?」
貴「うん。先生だってやりたくてやったわけじゃないんだから。帰ろ」
そう言って教室を出ようとするも、
貴「...あれ」
そうだ、足
動かないんだった
貴「ふんっ...ぬぅ...っ」
立てもしない...
仕方ない、テケテケのように手だけで足引きずって帰るか...
(テケテケ知らない人は調べてね笑)
月「はぁ...」
瞬間、視界が高くなる
...持ち上げられた!?いやこれ姫抱きじゃっ!?
貴「ちょっ!?月島!?お、重いから下ろして!!」
月「あんたくらい余裕だし。歩けない癖に強がんないでよね。貸1つだから」
貴「.....ありがと...」
今度ホールケーキ作ってあげよう...
そして教室を出る時に先生がこんな事を言った
先「彼女に気をつけろ...いつも君たちを見ているよ。月島、星凪を...頼む」
月「...ご忠告どーも」
先生の言葉なんか怖いんですけど...
そして月島は足早に学校を出て
私たちは帰路についた
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ゆいぽー(プロフ) - 面白いのですが、谷地と普通に喋ってるので、人見知りではないんじゃないですかね…? (2018年5月26日 21時) (レス) id: 477dbcdf20 (このIDを非表示/違反報告)
天寿(プロフ) - アオさん» ご意見ありがとうございます!直しました(´>∀<`) (2018年4月24日 21時) (レス) id: 674e3d5a1b (このIDを非表示/違反報告)
アオ - もしかして、夢主ちゃん合宿に参加する流れですかね?というか、白福さんのこと、福ちゃんって呼んでいるのですね。あと、私の勝手な意見なのですが、白福さんの台詞は、小文字を使うより、「〜」を使う方が白福さんっぽいと思います。 (2018年4月24日 10時) (レス) id: 95a693fe0b (このIDを非表示/違反報告)
天寿(プロフ) - アオさん» なるほど!願い事叶うといいですね!!(´∀`)私がやるときっとケーキが穴ぼこになります笑 (2018年4月21日 16時) (レス) id: 674e3d5a1b (このIDを非表示/違反報告)
アオ - 違いますよ。「ケーキにたてた、ろうそくの火を吹き消す時に、願い事をする」というおまじないです。 (2018年4月21日 11時) (レス) id: 95a693fe0b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:天寿 | 作成日時:2018年2月19日 1時