13話 階段 ページ15
あー、お弁当どうしよっかなぁ
あ、武ちゃん先生にでもあげようかな
職員室でいっつもコンビニのおにぎりしか食べてないし
きっと喜んでくれるでしょ！うん！
そうと決まれば職員室に行こう！
お弁当を持って階段を降りようとした時だった
トンッ
貴「...へ？」
誰かに背を押された
_______________
月島side
最悪だ
母さんが寝坊してお弁当作れなかったのは仕方ない
だけど
月「購買が戦場なんだケド...」
山「いっつもこんな感じだよ？ツッキーはいっつもお弁当だもんね」
さすがにこの中に入る気はしない
日「うおおおおぉぉぉ！！」
山「ちなみに日向はいっつも勝ち取ってるよ」
月「...ちっさくてすばしっこいからか。納得(笑)」
日「は！今月島に馬鹿にされたような気がする！」
仕方ない、昼はぬこう
別に食べなくても死にはしないでしょ
月「行くよ山口」
山「え、ツッキーのご飯は？」
月「いらない。そこまでお腹すいてないし」
そして階段を上がろうとした時だった
貴「あ゛っ！？」
月「は？」
上から星凪Aが落ちてきた
貴「うそうそうそ！そこどいて！危ないっ！」
月「ちょ、バカでしょ！」
どいたら星凪が地面に激突する
大怪我になるかもしれない
...避けようと思えば避けれた
でも気づいたら手を出していて
月「っ！」
貴「んぶっ！」
咄嗟に抱きとめた
が
勢いをころしきれずに2人まとめて後に倒れ込んだ
月「...っ君馬鹿なの！？あんな高さから落っこちて死ぬ気！？」
貴「っ...ごめんなさいっ...」
するとクスクスと上の階から複数の笑い声が聞こえた
月「...まさか」
貴「...わー！ありがとー！月島君！月島君が『抱きとめてくれたおかげ』で怪我なくてすんだよー！！もう階段で足を踏み外すなんて私ってばほんとドジっ子さん！(´＞ω∂`)」
わざとらしく棒読みで強調しその言葉を口にした途端笑い声は聞こえなくなった
ただ
貴「っ...」
彼女は震えていた
山「ツッキー！星凪さんも怪我ない！？大丈夫！？」
月「...山口。星凪サン保健室に連れてくから先生に言っといて。ついでに僕も」
貴「へ？」
山「え、うん。」
なぜだか放っておけなかった
彼女の手を引き足早にその場所をあとにする
彼女をあの場にいさせたくなかった
貴「え、あ、月島君？」
月「うるさい。いいからついてきて」
貴「...」
それ以上お互い何も話さず、目的地である保健室に足を運んだ
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ゆいぽー(プロフ) - 面白いのですが、谷地と普通に喋ってるので、人見知りではないんじゃないですかね…？ (2018年5月26日 21時) (
レス) id: 477dbcdf20 (このIDを非表示/違反報告)
天寿(プロフ) - アオさん» ご意見ありがとうございます！直しました(´>∀<｀) (2018年4月24日 21時) (レス) id: 674e3d5a1b (このIDを非表示/違反報告)
アオ - もしかして、夢主ちゃん合宿に参加する流れですかね？というか、白福さんのこと、福ちゃんって呼んでいるのですね。あと、私の勝手な意見なのですが、白福さんの台詞は、小文字を使うより、「〜」を使う方が白福さんっぽいと思います。 (2018年4月24日 10時) (レス) id: 95a693fe0b (このIDを非表示/違反報告)
天寿(プロフ) - アオさん» なるほど！願い事叶うといいですね！！(´∀`)私がやるときっとケーキが穴ぼこになります笑 (2018年4月21日 16時) (レス) id: 674e3d5a1b (このIDを非表示/違反報告)
アオ - 違いますよ。「ケーキにたてた、ろうそくの火を吹き消す時に、願い事をする」というおまじないです。 (2018年4月21日 11時) (レス) id: 95a693fe0b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：天寿 | 作成日時：2018年2月19日 1時
