9話 ケーキの行方 ページ11
...みつからない
もうすぐお昼おわっちゃう...
谷「あの、先生。今日家庭科室に入った人って私たち以外にいますか？」
結局先生に目撃情報をききだすことに...
先「今日は家庭科室使ってないからわからないけど...4組の女の子達が騒ぎながらなにか箱みたいなのを持っていたのは見たわよ？」
...私のケーキだ
谷「ありがとうございます！A、4組だって！」
貴「うん！先生ありがとう！」
先「？？」
とりあえずケーキ奪還しなきゃ...
階段を駆け上がって隣の4組へ走る
貴「失礼します！ちょっとそこの料理部女子達に聞きたいことあるんだけど！」
谷「直球！！」
女1「え、なに？」
女2「あ、隣のクラスの美人で有名な星凪さんじゃん。なんか用？」
貴「家庭科室から持ち出したもの、返して」
女3「...は？なにそれ、私たちそんなの知らないけど？」
貴「嘘つかないでよ、先生からきいた。」
女2「あれ？あのケーキ星凪さんのだったの？知らなかったぁww」
女1「綺麗な箱に入ってたからさぁ、先生からの差し入れかと思ってぇ。でもうちらダイエット中だしケーキ好きな人にあげちゃった♥」
女2「わざとじゃないのー、許してくれない？」
女3「でもこれで彼の好感度間違いなく上がったよね！」
...こいつら何を言ってるんだろう
谷「...ちょっと待ってよ。普通最初に謝るでしょ！？人のもの勝手に持ち出して！！Aに謝ってよ！！」
貴「仁花っ！？」
仁花が怒った...
谷「Aが一生懸命作ったケーキ...なんで勝手に人にあげちゃうの！？ヘラヘラ笑って...Aの気持ちわかんないの！？」
私のために、怒ってくれた
女1「え、あれ星凪さんが作ったの？」
女3「嘘...アレどう見てもケーキ屋のだって」
女2「え、でももし手作りだとしたら、うちらやばいことしちゃったよね...だって彼手作りダメじゃん」
谷「まず謝んなよ！謝ることもできないの！？」
貴「仁花、もういいから。謝罪なんていらないよ。箱に自分の名前書いときゃよかったんだ。諦めよ、人にあげちゃったんだから。返してなんてその人を不快にさせちゃう。」
谷「でも！！」
貴「仁花。大丈夫だから」
谷「.....」
貴「ほら、予鈴なるよ。ごめんね騒がせて」
女全「...っ」
とりあえず私たちは自分のクラスに戻り授業を受けた
谷「ぐぬぬぬっ૮( ᵒ̌皿ᵒ̌ )ა」
仁花はずっと悔しそうにしてた
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ゆいぽー(プロフ) - 面白いのですが、谷地と普通に喋ってるので、人見知りではないんじゃないですかね…？ (2018年5月26日 21時) (
レス) id: 477dbcdf20 (このIDを非表示/違反報告)
天寿(プロフ) - アオさん» ご意見ありがとうございます！直しました(´>∀<｀) (2018年4月24日 21時) (レス) id: 674e3d5a1b (このIDを非表示/違反報告)
アオ - もしかして、夢主ちゃん合宿に参加する流れですかね？というか、白福さんのこと、福ちゃんって呼んでいるのですね。あと、私の勝手な意見なのですが、白福さんの台詞は、小文字を使うより、「〜」を使う方が白福さんっぽいと思います。 (2018年4月24日 10時) (レス) id: 95a693fe0b (このIDを非表示/違反報告)
天寿(プロフ) - アオさん» なるほど！願い事叶うといいですね！！(´∀`)私がやるときっとケーキが穴ぼこになります笑 (2018年4月21日 16時) (レス) id: 674e3d5a1b (このIDを非表示/違反報告)
アオ - 違いますよ。「ケーキにたてた、ろうそくの火を吹き消す時に、願い事をする」というおまじないです。 (2018年4月21日 11時) (レス) id: 95a693fe0b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：天寿 | 作成日時：2018年2月19日 1時
