検索窓
今日:2 hit、昨日:0 hit、合計:378 hit

ページ3

今日も今日とて家の前では、母と近所のママ友が立ち話をしている。
、、、、朝行く時にはもう話をしていた気がするのだが。
「あらタイヨウくんじゃない」
「あらもうそんな時間なの?」
「あら早いわねぇ。もう夕飯作らなきゃ」
なぜこうも母たちはあらを乱用するのだろうか。
「ただいま帰りました。母さん、今日のご飯なに?」
「うーん。どうしようかしら」
「ほんと毎日ご飯考えるの大変よねぇ」
「そうよねぇ。あ、そういえば」
ぺちゃくちゃぺちゃくちゃ
また話し始めてしまった。
母という生き物は、話していないと死んでしまうのだろうか。
母たちの横を通り抜けていると、ふと話が耳に入ってきた。
「最近、謎の不審者集団が事件を起こしてるらしいわよ」
「あぁ、あの「掃除屋」とか名乗ってる奴らでしょう?」
「ほんと怖い世の中よねぇ」
ふむ、掃除屋、、、ねぇ、、、、。
あとで少し調べてみるか。
家に入って、少し気になった「掃除屋」とかいう不審者達について、
パソコンで調べてみることにした。
まぁ正直「掃除」という単語に謎の親近感が湧いたからというのも無くは無い。
色々情報を集めてみたので、少しまとめてみる。
まず、人を殺す集団ということ。
そして、そいつらは人を殺すことを
「汚い社会をきれいにしている」
なんて言っているということ。
実際に殺された人たちは、裏で人身売買をしていたり、
麻薬をしていたり、犯罪を犯していたりするような人たちばかりだ。
まぁこの「掃除屋」たちも犯罪を犯しているわけだが。
だが調べたところ事件が起きているのは△県というところばかりらしく、
僕の住んでいる○県とは大分離れている。とりあえずは安心だ。
僕がこの「掃除屋」と関わることはないだろう。

4→←2



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 0.0/10 (0 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
設定タグ:オリジナル , 短編小説 , オリジナル作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ぬQい | 作成日時:2023年3月8日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。