リゼントメント

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「そこからは、たぶん立花と同じです。

ホールに行ったら放送で嫌な音が鳴って
耳を塞いだら…





あ、待って。


ちょっと待ってください。




そういえば、メールが来る前に
先生と学校ですれ違いました。」



「え？先生って北山先生？」




「はい。さようなら。って」



「何か変わった様子は？」




「その日は絡んでこなかったな。


なんか、いつもより元気がなかったように思えます。」



「…続けて、」



「あ・・・話し戻します。


それでテープつけられて、手も握られて、

振り解いてもがっしり掴まれたから
噛みつこうとしたら

殺すって脅されたので、大人しくしました。



それで、、、」



俯いて、目を思い切り閉じた。


思い出したくないのも無理はない。



「できる限りでいいよ。」




「………ｯく。


そ、それでっ、


僕がそこに着いた時には、松ヶ丘と宮島がいました。


テープをはがしたら殺す。
カメラで監視しているから剥がしたらすぐに駆けつける。

だから大人しく待っててね。って。




ドアの閉まる音がしたからそこにはきっと犯人はいませんでした。


声もかけあって、みんなの生存確認もできたので…っ、


すぐに助かる。助かることを願おう。
今はこうして大人しくしてればいいんだって。

…そう、松ヶ丘が慰めてくれました。


宮島は隣で泣いてたけど、


またみんなでっ、美味しい焼肉でも食って、

そう・・・っ話してたんです。」









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