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「二階堂高嗣です。」
「よろしくお願いします。
事件についてお話聞いてもいいですか？」
二階堂くんは、今まで会った生徒の中で
一番元気があってハキハキ喋るような子な気がした。
「足、大丈夫？」
「はい！リハビリすれば！」
「そっか、」
「あ、事件のことっすよね。
んっと、あ、俺ずっと思ってたことがあって」
「なに？」
「犯人、作業服着たおじさんだと思うんですよね。」
私は、隣にいた藤ヶ谷先輩と顔を見合わせた。
先輩はボイスレコーダーのスイッチを入れた。
「詳しくお願い。」
「いや、俺の予想ですけどね。
あの日、珍しく学校の点検があったんですよ。
なんの点検だったっけな。
そこはよく覚えてないけど、作業服着た男の人たちが
結構朝からいました。
んで、お昼トイレに行こうとしたら
作業服着たおじさんがドライバー？を持って
誰も居ない教室に入ってくのが見えて。
怪しいなって思ってたんですけど
俺が先生に呼ばれていった教師の中にドライバーもあったし
その人、なんか煙草臭かったんですけど
俺が目隠しされた時も同じ匂いがしました。」
有力な情報ではかなりあったけど
宮島さんとの証言から大きく変わった為、
私たちは混乱した。
「点検、、、？
そんな話、他の生徒からはされていないよな。」
「ですね。
どこの会社か調べてみましょう。」
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000(プロフ) - mmさん» 更新がだいぶ遅くなっていて申し訳ないです。私もミステリーが大好きなので頑張りたいと思います。応援ありがとうございます！ (2021年5月23日 21時) (
レス) id: 93533482e6 (このIDを非表示/違反報告)
mm - この前から読み始めたのですが、滅多にないミステリー小説で凄く楽しませてもらってます！先輩である藤ヶ谷くんも凄く優しくて、過去の起きたこととか色々伏線が張ってあって気になります！！これからも頑張ってください！応援してます！続きが楽しみです… (2021年1月12日 16時) (レス) id: 8d0da4ffd1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：000 | 作成日時：2021年1月5日 22時
