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でも、彼の言いつけはそう長く守れない。
しょうがないじゃない。男女ペアでの見学授業なんだもの。
見つかったらこう言うしかない。
そう考えて、フジの後に続いて、校舎を歩く。
「次はどこ調べる?」
『次は2年のDクラ・・す。』
Cクラスまでは制覇したけれど、最後はキヨのクラスだった。
なぜか私の気配を察知できるキヨは、きっと気づくだろう。
で、あるからして〜という先生の声が廊下から聞こえるが、
私はキヨの後ろ姿に着目する。
でも、よくよくみたら寝ていて。
ほっとしたけれど、寝顔を見たいとも思った。
そうして彼を見続け、
フジが
「もう時間だべ?」
っていうまで、誰も気にしていなかった。
『ごめん。行こっか。』
私たちは教室を後にした。
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いちご丸 - すごく面白いです!絵、お上手ですね (9月14日 21時) (レス) @page16 id: 20a9a81cbb (このIDを非表示/違反報告)
占い師R(プロフ) - かなさん» ありがとうございます。これからも頑張りますので、よろしくお願いします。 (2017年4月15日 8時) (レス) id: 74f1cc512f (このIDを非表示/違反報告)
かな - お疲れ様です。いつも見てます。更新がんばってください! (2017年4月13日 22時) (レス) id: e0b517545c (このIDを非表示/違反報告)
占い師R(プロフ) - 「おしらせ」ログインしました。 (2017年3月18日 22時) (レス) id: 5cbc3a5c52 (このIDを非表示/違反報告)
占い師R - いろはすさん» コメントありがとうございます。馴れ馴れしいだなんてとんでもないですよ!これからも頑張ります。 (2017年3月16日 16時) (レス) id: 5cbc3a5c52 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:占い師R@胡散臭さの塊 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/twrt05181/
作成日時:2017年3月9日 22時