素直になってよ 2

59話 ページ9

〜ruside〜



















僕とめめが付き合ってからしばらく経った。

















ドラマの撮影やらモデルの仕事やらでめめは大忙し。

















会える頻度もさらに減っていく。

















めめは会う度に痩せていっているように思えた。















今日も久しぶりに会える。















ru「めめちゃんとご飯食べてる？」














そう言ってこけた頬を撫でる。













mm「食べてるよ。ああ、ラウ会いたかった。」

















そう言って抱き締めるめめを受け止める。
















体も細くなった？
















sk「おいお前ら、イチャイチャすんなよな〜」




kj「めめ、俺も抱きしめていいんやで！」


















今は周りの目なんて気にしてられないほど、めめに会えたのが嬉しくて離れたくなかった。


















でも



ab「目黒から抱きしめるなんて珍しい〜」

















ちょっとこれ以上は怪しまれる。
















そっとめめから離れてソファーに座らせる。












僕はめめと向き合うように隣に座る。
















ru「ちゃんとご飯食べて、しっかり睡眠取って。僕心配だよ。」
















mm「わかったよ。」


















少し眠らせてあげようと思ってソファから立ち上がろうとすると手を掴まれて引き戻される。


















ru「めめ、せっかくの休憩時間なんだから寝なきゃ。」















大丈夫と言って寝ようとしない。
















mm「久しぶりにお前に会えたのに、寝るなんてもったいないだろ？」

















何それ、





キュンとする。


















そりゃあ僕だって久しぶりに会えたから沢山お話したいし触れ合いたいけど












それよりもめめには健康でいて欲しい。















目をこすっているめめ。













ぽやぽやなめめ。













ru「ほらちゃんと寝ないと撮影の時に支障になったら大変だよ。」
















そう言ってめめをソファーに寝かせる。

















目をつぶって少しすると可愛いと寝息が聞こえてきた。



















それに満足して僕は近くに座ってめめを眺める。



















ws「寂しかったくせに」

60話→←58話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す