素直になってよ 2

66話 ページ16

〜mmside〜



















忙しい、








ドラマやバラエティ、雑誌の撮影。

















仕事が終わればまた違う仕事が待っている。

















ラウと会える時間がない。


















でも大丈夫。











会えなくても俺らの関係は壊れたりしない。














ru"めめ、いつもお仕事お疲れ様。ちゃんとご飯食べてね。"










こんな風にラウは毎日メールをくれる。

















何通も。

















今日起きた出来事を写真付きで送ってくれるから、それで疲れも癒される。

















まだ全部は見れていないけど、既読スルーしてしまうこともあるけど気にせず送ってくれる。


















めめに送るだけで楽しい。

だってさ、本当に可愛い。









俺はそのラウの気持ちが嬉しいし、好き。



















大丈夫。


俺たちは上手くいってる。



















久しぶりのメンバーでの撮影。















仕事を終えて、みんなより送れて楽屋へ入る。

















ru「めめ！」












そんな俺を見つけて、一目散で走ってくるラウ。

















犬みたいにしっぽを振って嬉しそうに近寄ってくる。



















あれ

















久しぶりに会うラウは少し痩せていた。

















mm「お前、ご飯食べてる？」











俺の言葉を曖昧に返事をする。














よく見てみると、目の下に微かにクマがある。
















mm「なぁ、具合悪いのか？」













目の下のクマを優しく撫でる。















ラウは嬉しそうに俺の手を受け入れている。















ru「ちょっと夜更かししちゃって、でも全然元気だよ！」
















声やテンションはいつものラウだ。



















mm「クマできてる、ちゃんと寝ろよ？」


俺はラウの言葉を信じることにした。

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