素直になってよ 2

64話 ページ14

〜ruside〜












mm「うん、俺の家来る？」














めめからそう言われてさっきまで嫉妬で落ち込んでたのに一気にテンションが上がる。
















めめの家に行くのは久しぶり。















確か、付き合った日以来。

















楽しみ、














また、キス……できるかな。












なんて期待してしまう。



















mm「ラウ、行こう。」











そう言って手を差し伸べるめめ。










もう、誰かにバレたらどうすんの、と思いながらもその手に飛びつく。












誰にも見られていませんように。















ru「久しぶりのめめの家！楽しみ！」










僕のはしゃぐ姿を見て嬉しそうに頭を撫でてくれるめめ。



















ru「お邪魔しま〜す。」











そう言って、部屋に入る。


















mm「座って待ってて、なんか飲み物持ってくるから。」












そう言われて、ソファー腰掛ける。











緊張しちゃう。






そう思っていると、









モコ「ワンワンワンワンワン！」













寝室の方から可愛い塊が僕の方へ走ってきた。















ru「きぁあ！…あ、もしかしてモコちゃん？」










僕がそう言うとモコちゃんは吠えるのをやめた。
















ru「……撫でてもいい？」
















もちろん返事はしないけど、僕の近くによってきた。








僕は恐る恐る背中の方を撫でる。










嬉しそうなモコちゃん。










ru「ふふ、可愛いね」

















あっという間に仲良くなって、めめが飲み物を持ってきてくれる頃にはもうモコちゃんは僕の膝の上に座っていた。













mm「え、モコいつから居たの？てかいつの間に仲良くなってるし。」










ru「モコちゃん可愛い！」










モコちゃんを撫でながらそう言うと、めめは飲み物をテーブルに置いて僕の隣に座った。















mm「仲良くしてくれてよかった、」
















優しい表情のめめを見て一気に不安が無くなった。

















何も、心配することない。













めめは僕が好きなんだから。



















mm「お前、何か余計なこと考えてる？」



















僕の表情で気づいたのかめめがそう言った。

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