素直になってよ 2

51話 ページ1

〜ruside〜
















めめは僕の手を握ったまま話し始めた。



















mm「正直、お前の気持ちは何となくわかってた。
でも俺はその時弟としか思えてなくて…」


















うん、知ってたよ。
















mm「最近さ、お前しょっぴーと仲いいじゃん。いや、前から仲良いと思うけど、ここ数日ずっといっしょにいるような感じじゃん。」















俺の指を撫でながら話すめめ。


















mm「それを見てるとさ、なんか、モヤってしたんだよ。俺はドラマの撮影があるからなかなか会えなくなって、でもお前としょっぴーは会う事に親密になってる気がして。」



















確かに、最近めめはドラマの撮影とか1人の仕事が増えて、僕はしょっぴーとよく行動していた。



















mm「前は平気だったはずなのに、お前がしょっぴーと散歩行くって聞いて、正直すごい嫌だった。俺とお前だけのって勝手に思ってたのかもしれない。」









mm「それにさ、いつもメールくれたくせに最近全然してくれないじゃん。なんでだよって思いながら、気づいたら携帯ばっかり気にして、ずっとお前のこと考えてたんだ。」



















僕のこと…



















mm「しょっぴーと散歩した日もそう、撮影の合間とか確認したけどやっぱりお前から来てなくて。
しょっぴーとの散歩楽しんでんのかなって、別に俺じゃなくてもいいのかって思った。」



















ねぇめめ、それってさ

















mm「嫉妬したんだよ、お前が俺以外のやつと仲良さそうにしてるの。」

















自分の目が熱くなっていくのがわかる。

















mm「なぁラウ、」



















めめは僕を愛おしそうに見る。



















ああ、これはやばいかもしれない。



















mm「俺さ、お前のことが好きだ。」



















ru「うそだ…」















か細い声でそう言うと、


















mm「嘘じゃない。本当に好きなんだよ。気づいたらお前のこと目で追いかけてるし、会ってない日も頭から離れないんだ。」



















ありえないことを話すめめ。



















信じられないよ



















ru「で、でも、僕が告白した日。めめはなにもいってくれなかったじゃん。」

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