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ym side
こんなタイプの人好きになるなんて初めてだし、行動しようなんて思うのも初めてだけど、俺にもできるかな、という気持ちもいだきつつ、頑張ってみよう!と思って来てみた今日。
知念や裕翔にも激励をもらってどうにか普通…に来れたと思う、が!
先程からなんだか場違いな気がする集合場所に、大ちゃんにこそこそ話す。
「男子高校生3人が遊ぶ場所として…大丈夫かな、合ってる?」
「うん、これよりアクティブな場所だと多分来てくれない」
「なるほど」
まあ、俺たちがいる場所は…まさかの動物園。あんまりない気がする、男子高校生3人を動物園で見かけることって。実際俺も来たのって何年ぶりだろ。少し離れた場所では親に手を引かれた男の子が「ここきょうりゅういるー?」と聞いているし、家族連れがほとんどだ。
まあ、初めて休みの日に会えたし…私服だし…天気も良いし、取り敢えず楽しもう!
「わー、でかーい!」
「でかい!」
「強そう!」
「強い!」
象やキリンやトラを見ていって、結構はしゃぐ。
「あはは、動物園とかすごい久しぶりだけど、普通に楽しいかも!」
「分かる!普段あんまケモノとか見ないもんね」
大ちゃんと冊に近い前列の方で動物を見ていると、重要なことに気付く。
「あっ、伊野尾くん…」
後ろを見て探すと、1番後ろの方の人が少ない木陰にいる。てか遠っ!
「なんか、日曜日のお父さんと子供みたいになってる…」
俺が言うと、大ちゃんがびっくりしてこっちを見る。
「えっ、子供?誰が?」
「俺たちが…」
伊野尾くんに近寄って行って話しかけてみる。
「いっ、伊野尾くんあんまり動物好きじゃなかった?楽しくない?」
「ん?いや、楽しいよ。象とか、思ったより大きいし。前の方は大変そうだから行かないけど」
「そっか、良かった!…」
お…?間が持たない…。いつも、どうやって話してたっけ?
「あっち、ふれあいコーナーあるー!ふれ合おー」
次の話題を考えていると、大ちゃんの声がした。ありがとう、大ちゃん…!
「ふっ、ふれあうー!行こ、伊野尾くん」
「…うん」
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take a walk - 応援ありがとうございます!一筆月さんのお話読むのが好きなので、私も読んで頂けて嬉しいです! (2023年1月12日 14時) (
レス) id: 02038ffd3b (このIDを非表示/違反報告)
一筆月(いっぴつつき)(プロフ) - こんにちは。以前、『盲目〜』シリーズでコメントいただいた一筆です。主様の小説を読みたいと思っていたら巡り会えました😊お体に気をつけて執筆活動頑張ってください。応援させていただきます。 (2023年1月12日 13時) (レス) id: b67b2d7285 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：take a walk | 作成日時：2023年1月11日 12時
