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ym side
「近くにいるだけで、心拍数が上がる…」
そう言うと、伊野尾くんがじわりと近づいてきた。
「な、なに…」
「ちょっと、」
もっと距離を詰めて、俺の手首を握る。
ち、近い…。目を閉じた真剣そうな顔が、数センチ先にある。
も、もしかして…
「み、脈、測ってんの…?」
「ちょっと静かにしてて」
真剣にそんな実験されても困る!!
こういうこと突発的にするからダメなんだよな…。数十秒、経ったかな…それくらいで、伊野尾くんは手を離してくれた。
「ちょっと速い」
「そうでしょうね!」
「?」
なんで俺が少しキレ気味なのかは、絶対わかんないんだろうな…。
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take a walk - 応援ありがとうございます!一筆月さんのお話読むのが好きなので、私も読んで頂けて嬉しいです! (2023年1月12日 14時) (レス) id: 02038ffd3b (このIDを非表示/違反報告)
一筆月(いっぴつつき)(プロフ) - こんにちは。以前、『盲目〜』シリーズでコメントいただいた一筆です。主様の小説を読みたいと思っていたら巡り会えました😊お体に気をつけて執筆活動頑張ってください。応援させていただきます。 (2023年1月12日 13時) (レス) id: b67b2d7285 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:take a walk | 作成日時:2023年1月11日 12時