圧倒的不審者の五条悟が容疑者になったらしいので爆笑した【名探偵コナン】【呪術廻戦】 (ページ14)

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第一発見者ウザい。ページ14

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「…遺体は残ってるのか、顔の損傷酷いなぁ。」

ブルーシートで囲まれた中には私と伏黒くんと遺体のみ。鑑識や刑事は人払いさせてもらった。何故って、会話を聞かれたり、私達の行動に口を出されるのが面倒だから。

「身元確認とか警察にお願いするとして、残穢はやっぱり隣の墓地の呪霊のものか。」
「ですね、さっさと祓った方がいいと思います。夜にまた出直しましょう。」
「それがいいね。等級は多分準1級くらいだと思うから、さくっと終わると思う。」

夜に呪霊を祓う趣旨を伊地知くんに連絡し、ブルーシートから出る。そこで安室さんと視線が合った。にこりと微笑まれたので、適当に会釈をしておいたが、ずっとこちらを見てくる。え、こっわ。

目暮警部へ取り敢えずの今後の行動を伝えた。

「遺体はそのまま遺族に返してください。解剖等はしなくていいです。事件性がないので。遺族への対応はそちらにお任せしてもいいですか？メンタルケアが必要になるかと思うので、あぁ、お願いします。それと、この事件は“事故”という形での処理をお願いします。原因は私達が取り除くので。えぇ、報道も控えてください。では、そういうことで。」

向こうの了承の意がとれたので、私達は一旦帰ることにする。

了承の意、と言っても拒否されても私の家の力で無理やりなんとかするんですけどね。でも現場で動くのは刑事だから、刑事さんの了承はとっておきたいところがある。だっていきなり上層部からこの事件は事故として処理しろって言われても、不信感を覚えちゃう人とかいるでしょ。

まさに、目の前にね＿＿＿＿＿＿＿＿＿

「お姉さん、どうしてこの事件は事故として処理するの？」

ほーら来た。聞いてくると思ってましたよコナンくん。絶対首突っ込んでくると思ったわ。推理大好き少年ぽいし、名前からしてもホームズとか二次元の探偵に憧れを抱いていそう。探偵になりたいんだね！

「それは君には関係のないことだよ。」
「どうしてですか？僕達は事件の第一発見者です。聞く権利くらい持っていますよね？」

すかさず安室さんの横槍が入る。

うーん、権利の乱用だなぁ！
普通、捜査状況は一般人に教えちゃ駄目なんだよね。被疑者と被害者なら教えてもいいはず。

けどな、この事件の犯人は呪霊です、って言って信じないから事故として処理するんだよぉ〜って言えるわけねぇだろ(いい笑顔)

隣の伏黒くんだって教えるわけないだろって顔してるぞ。