三百六十二話＊ ページ19
「もういい役立たず共！しらほしを殺せェ！」
「バブルの高度を上げろぉ！上からだ！」
人海戦術では歯が立たないと悟った青い肌の魚人がまた新たな指示を出す。
いや、あのさ、そんな作戦を敵の目の前で正々堂々宣言すんなし。
「ま、そりゃ対策されるよな」
空中戦に打って出た部隊をサンジが悉く蹴り落とす。
サンジはこの二年の修行で空中を蹴り空を歩けるようになったらしい。
六式の原理だネ。
「やれぇ！足技男をぉ！」
「ハリセン…！ボ〜ンッ！」
丸々とした体格の魚人が砲弾のようにサンジに襲いかかる。
「空中散歩っ」
すらりと飛んできた魚人を避け、すかさず蹴り返す。
まるで空中を踊るかのように敵を減らしていくサンジ。
「おおぉ！すげぇ！サンジが空飛んでる〜〜！」
「かっこいいよぉ〜！流石サンジ♪」
「Aちゃんにホメラレタッ♡こりゃかっこよく決めるっきゃねぇな！」
「！？何故空に人！！？」
「悪魔風脚…焼鉄鍋スペクトルッ！！！」
二年前にくまに放った技だが規模が違う。
圧倒的な威力、敵にとって絶望的なまでの範囲。
「わぁおっ、二年前とは格別だね！」
「またAちゃんにホメラレタッ♡」
サンジの片言、おもろい。
私がサンジで遊んでいると、また別のところから叫び声があげられた。
魚人たちからしたら、惨劇だろうね。
「千紫万紅・巨大樹」
「おいおいおいおいっ！なんだこの脚ぃ！！」
「ストンプ！」
「ギャァ〜！」
巨人の足が武装兵を踏みつぶしていく。
ロビンさんのおみ足に踏まれるなんて、一部の人からすればご褒美だぜ？
白い足が文字通り兵を蹴散らし、いよいよもって数が機能しなくなってきた。
いやそもそも戦闘力に差がありすぎて最初から機能はしていないけれど。
「何をしている……！猛毒部隊っ！」
「うぉお！やってやるぅ！」
青肌魚人の命令で、猛毒部隊と呼ばれる魚人たちが大量に投入された。しかし、あえなく撃沈するのは言うまでもない。
だから作戦を大声で叫ぶなって。おばか。
「アァ？毒がなんだって！？させるモンなら刺してみやがれ！この鋼鉄の怪物に！！」
ソルジャードックシステム第四子、鋼鉄のサイが毒牙をへし折る。
「クロサイ・FR-U４号！！」
「鋼鉄には鋼鉄だぁぁ！」
クロサイちゃんの動きが止められる。
黒光りするモーニングスターを振り回す巨体が行く手を阻んだ。
「てぇ！！」
その巨体が一瞬で爆炎に包まれる。それを見てフランキーは不敵に笑う。
「NEWナンバー！チャンネル5！！ブラキオタンク５号発進ッ！」
「自分はっ！チョッパー司令官でありますっ！」
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シーデン(プロフ) - Yodukiさん» コメント、有難うございます。只今作品全体の添削を行っておりますゆえ、添削前と後で齟齬が発生してしまっております。随時更新していきますので、何卒ご容赦下さい。尚、添削後のストーリーでは、アサギを要所要所で登場させる予定です。 (2019年10月17日 8時) (
レス) id: f1f9c9e809 (このIDを非表示/違反報告)
Yoduki(プロフ) - アサギ(蛇)出てこないですか？ (2019年10月15日 13時) (レス) id: 64cce11da8 (このIDを非表示/違反報告)
シーデン(プロフ) - 黒音さん» 了解致しました。続編のその9にて、夢主様に関する事柄を多く取り上げ、記載させていただきます。 (2017年12月2日 22時) (レス) id: f1f9c9e809 (このIDを非表示/違反報告)
黒音 - シーデンさん» でしたら、副船長ちゃんの容貌を詳しく載せてくださいませんでしょうか？ (2017年12月2日 21時) (レス) id: b51887888b (このIDを非表示/違反報告)
シーデン(プロフ) - 黒音さん» ご閲覧、有難う御座います。『イメージ画』是非ともお願いしたいのですが、私が何かアクションを起こす必要がありますか？何分こういったことは初めてですので、ご教授お願いします (2017年11月29日 16時) (レス) id: f1f9c9e809 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シーデン | 作成日時：2017年8月9日 12時
