百五十四話* ページ7
…起床後…
頭いってぇ！！！
気持ちわっるぅ！
はきそう…。
「久しぶりに二日酔いだぁ…」
「ちゅうぅ？」
アサギが私を心配してか、わたしの頬を舐めてくる。可愛いやつめぇ〜。
そういえば、ノラに伺いをたてたところ、快くうなずいてくれた。我が子を託すとのことだ。
いやぁ、信頼されたもんだねぇ。嬉しい限りだ。
閑話休題。
今私たちは荷物整理をしている最中だ。
そう、早くもここ、空島を発つ時が迫っている。
それで、ノラのお腹から引っ張り出してきた黄金やら空島の人たちから調達したダイヤルやらが山ほどあるのだ、取捨選択をせねばメリーには全て乗せきれそうにないというわけである。
…メリー乗船後…
「まぁたくるねぇ！！！」
「あぁ！何時でもこいっ、我が友よ！！」
ワイパーさんやガンさん、ベレーの人たちに加えなんとノラまで見送りに来てくれた。
心があったまるねぇ〜、いやぁ、いいトコロだった〜。
…下降中…
無事青海に着いた私たちは、『ロングリングロングランド』について、トンジットさんやシェリーに出会った後、フォクシーことアホキツネの策略にはまり『デイビーバックフアイト』を受けて今に至る。ビバ原作通り。
私たちはサクサクと出場メンバーを決めて、イトミミズに提出する。
それを受け取り、いよいよデイビーバックフアイトが開始される。
はぁ、ったく。さっきまでいい雰囲気だっというのに、あんの割れ頭め！
「さぁさぁ！両チーム出場メンバーが決まったよーう！第一回戦！『ドーナツレース』！麦わらチームはナミ・ロビン・ウソップの三人！」
私も出たいんだけど定員オーバーしちゃうからね〜、キツネの妨害に徹しよう。
…レース開始…
まぁ、何事もなくレースは順調に進んでいる。道中のキツネの妨害は、私が蒸気でかキツネを捕縛しているため、何も起きていない。
「おーーっとぅ！何と何と！こんなこと誰が予想したぁ〜！麦わらチーム！我らがフォクシーチームと圧倒的な差をつけてもうゴール手前に到着だぁ〜」
「皆〜、頑張れ〜！」
「くぅ！おい！湯煙娘！これをどけろ！！」
キツネが忌々しげに私の蒸気を指さす。
「それ無理。それと…！その呼び名で呼ぶなぁ！」
つぎその呼び名使ったらこの程度じゃあ済まないぞ！
ほんとに嫌いなんだから、その名前！
「シャァァーーっ！」
アサギも私の感情を感じ取って割れ頭に対して威嚇してくれた。
んぅ〜！愛い奴愛い奴♪
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シンア - 続き楽しみにしてます。 (2017年3月21日 23時) (
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作者名：シーデン | 作成日時：2017年3月9日 22時
