百八十三話* ページ37
「跳ね橋が下りるぞーっ‼」
「へぇ、あいつら、うまくやったみたいだな」
チョッパーがいち早く跳ね橋に気付き、サンジが後続の人たちを褒める。
よし！ここまでほとんど原作通り！唯一の違う点もルフィ君たちの強さのみ！
「ロビン‼必ず助ける！！行くぞぉ！！！！」
ルフィ君の掛け声に合わせ、皆が応える。
さぁて、張り切ってしまおうか！！
その後、跳ね橋が止まってフランキーが『プルトン』の設計図を燃やした。
そしてこちらに身を乗り出して叫ぶ。
「麦わらァ！！！子分達が世話ンなったようだなァ！今度は棟梁のこのオレが、スゥ〜パァ〜な戦力となってやるぜ！」
「勝手にしろォ！おれはまだ！ウソップのこと恨んでるからな！」
仮面の上からでもわかる、ウソップ君今すごい顔してる。
ことの顛末を知っている私だが、ま、そこら辺は言わぬが花である。
「おわぁっ！」
！あのバカ‼フランキーをつき落した！‼
ココロさんからまだ連絡来てないってのに！マジであいつ気絶するまでいたぶってやる！
『何やってんらい！滝へ飛びらァ！』
電伝虫越しの声が、下から私達の耳に届く。
おぉう、グッドタイミィ〜ング。
「ココロさん!?」
ポォ〜〜と、汽笛を鳴らし、ロケットマン、堂々の登場である。
「海列車の音！…にひぃ！」
「その…、『にひぃ！』の意味は…？」
「行くぞぉ‼‼」
ルフィ君が腕を伸ばして、滝に向かって飛ぶ。その腕には覇気が纏われてなかったので私は巻き込まれずに、ロケットマンの後ろをついていく。
壁を打ち砕き、ロケットマンの先端が、床に深く突き刺さる。
その衝撃で、上っ側にしがみついていた皆も結構遠くまで飛ばされてしまったようだ。
よし！司法の塔に無事到着！無事…一応確認しておくか！
「皆！大丈夫！？」
「「おおおお！！」」
「全員無事だ！」
「お前らおかしいだろそれ！」
まだ皆の雰囲気というか、流れに乗り切れていないフランキーが、突っ込みを入れる。
あんたもたいがい可笑しな体してるでしょうに。
「よし！皆！行くよぉ‼‼」
「ちゃぱぱぱ…待て」「さっきの部屋に言っても…もう『ニコ・ロビン』は居ないっしょ」
どこからか声が聞こえてくる、その独特の笑い方や喋り方で誰のセリフかはまるわかりだが。
もー、意気揚々と敵陣に向かってたのにさぁ、空気ぶち壊しじゃん、空気読もうぜ。
「ルッチが正義の門へ連れて行ったからなぁ〜、あと長官も」
「その場所への行き方も教えないしおれ達がそれをさせないっしょ」
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シンア - 続き楽しみにしてます。 (2017年3月21日 23時) (
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作者名：シーデン | 作成日時：2017年3月9日 22時
