百一話* ページ3
「医者を探すぞ〜〜〜‼‼‼」「「おーーー！！」」
男衆が諸手を上げて医者探しを開始せんとする中、Aが息を切らしながら起き上がる。
「ルフィ…君…！い、…まは…。アラバスタに…行かなくちゃあ…いけないんだよ…」
「でも！」
ビビが悲痛な声を上げる。
「私は…！私は…！」
唇を噛み、わなわなと震えるビビ。
顔を真っ赤に染めて、息を荒げているAを見て自分はいったい何をしているんだと考え直す。
「アラバスタに行けば当然医者はいるだろう？あとどれくらいかかるんだ？」
「あと、一週間では…無理よ…」
ウソップの疑問には、甲板から入ってきたナミが答える。
「ナミちゃん…進路は？」
「完璧。」
サラリと答えるナミ。
一般的な範囲ではあるものの、医学を少しかじっているナミもこの状態が緊急のものであると認知しているのだろう。
「そっか…。」
その後、Aはナミの机の引き出しを開けてもらい、ビビにその中にあった新聞を読ませる。
…数分後…
「…。皆に、伝えたいことがあるの…！」
新聞を机にたたきつけ、ビビは立ち上がる。
「この船に乗せてもらっておいてこんなこと言うのもあれなんだけど…、私の国は今大変んな状態にある。もはや一国の猶予も許されない。だから…この船を最高速度でアラバスタへ向けてほしい！」
その一言には、皆無反応で、難しい顔をして頷く。
皆が目を開け、視線を既に意識を失っているAに集める。
ビ「だから、急いで医者を探しましょう！」
「「おおおおお！」」
こうして、海賊麦わらの一味は医者探しの旅に出た。
…航海中…
Aが寝ている間、次の敵将である。ワポルと邂逅を果たすが、難なく撃破しどこかへ吹き飛ばす。実害はメリーの一部が食べられたということだろうか。原作通り。
そして、次の島…『ドラム王国』がある島が見えてくる。
「島だぁ！！白いな！雪島か！いいな〜!雪は好きだ〜！白いからな〜！」
「ルフィ、騒ぐのはいいが準備はしっかりとしとけよ」
はしゃぐルフィをサンジが抑え、荷仕度をすませる。
「なぁ、ゾ…ゾロぉ〜〜…おれ、実はだな…！島に入ってはいけない病を患っていてだな…！」
「ならAと一緒に医者に診てもらえ。良い機会だろ」
方やウソップとゾロは上着を羽織りながら駄弁っている。
そんなバラバラな男衆を、ナミとビビの二人がまとめ上げる。
「皆！準備はいい？上陸するわよっ！！！」
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シーデン(プロフ) - 赤眼鏡猫さん» 連続ですみません。一つ書き忘れたもので。一応言っておきますと、パロディとして他作品のキャラクターを匂わすことはあれど、そのままのキャラクターとして出すと言うことはありませんのでご安心ください。 (2019年8月22日 19時) (
レス) id: f1f9c9e809 (このIDを非表示/違反報告)
シーデン(プロフ) - 赤眼鏡猫さん» コメント有難う御座います。えぇ、英雄王はあの金ぴかのことですネ。F○Oの某女神かどうかはお楽しみに。 (2019年8月22日 19時) (レス) id: f1f9c9e809 (このIDを非表示/違反報告)
赤眼鏡猫 - えっ、ティ○マトォォォォ？！何でっ？！えっ、英雄王はギル○メッシュでしょっ？！F○O 要素だしていいのかよ？！この流れで行くとエル○ドゥとか出てくる感じ？！ 面白かったです!!! (2019年8月22日 17時) (レス) id: 7b6f9874b2 (このIDを非表示/違反報告)
シンヤ - 返事ありがとうございます。続き楽しみにしてます。 (2017年3月2日 8時) (レス) id: 16585850e1 (このIDを非表示/違反報告)
正実(プロフ) - とても面白いです！応援しています！ (2017年3月2日 0時) (レス) id: 448ee3eac2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シーデン | 作成日時：2017年2月25日 11時
