二十七話* ページ28
あのギャグからさらに対策を練り、私たちの舟、つまり海賊が来る方をゾロ、ナミちゃん、ウソップ君。
反対側をルフィ君と私で守ることになった。
…時間経過中…
「おっせ〜！もうとっくに朝だぞ〜！」
「そうだねぇ。もしかしたらウソップ君の方にしか来てないのかな」
「よし行こう！どっちだ！？」
私がウソップ君の方へ行こうと誘うと、ルフィ君は迷わず何処かへ走ろうとする。全く、目的地分かってるのかね、キミ。
「私と一緒に跳んでいこう！つかまって！」
私がルフィ君を抱え、跳ぶ。私も方向感覚はいいとは言えない方だけれど、この能力のおかげで色々ショートカットができるわけだ。悪魔の実サマサマってなものだぁね。
…移動中…
「ゾロ〜！おめぇズリぃぞ〜！俺だって暴れてぇのによ〜」
「心配すんな、雑魚だけだ。」
私たちがそこについたころには、もう粗方片付いており、残すは主力メンバー。といった感じだった。早いな、テンポ。原作もこんな感じだっけ？
「こいつらって…こんなに強かったのか…」「正直言って化け物よ。こいつら」
護衛コンビが全く持って機能していないね、だって援護とか全然いらないんだもんねぇ、この人ら。
「おいおいオメェら情けねぇな…。仕方ねぇ！よっぉく見ろ！！！ハイ、ワン・トゥー・ジャンゴォ！！！」
奥の方からジャンゴが現れて、倒れている雑兵さんたちに催眠をかけ復活させてしまった。
ここで皆さん、横をご覧ください
「うううううおおおおお！！！」
はい！ばっちりかかってるね！
「お前までかかってんのかよ！！」「ゾロ、ここはルフィ君にまかせよう！」
ルフィ君が雑魚を蹴散らし、船首で攻撃を計るがこれまた原作通り邪魔されてしまった。
そして、ジャンゴがニャーバンブラザーズを呼び攻撃をさせる。
「お前〜！覚悟しろ〜！このかぎづめでひっかくぞ〜！」
ブラザーズの片割れ、シャムが泣きべそ状態で突っ込んでくる。
面倒だからもうかたしちゃおう！
「ゾロ！ちょいどいて！」「？こうか？」
「そのままねぇ！Don'tGetbarn！！」
ジュウゥゥ！
いつぞやの獣の様に顔面に高熱スチームをお見舞いする。どんなもんだい。
「ぎにゃあ！あ！熱い！この野郎！！」
「何あいつ！いきなりキャラが変わった！」
シャムの泣きべそが演技だと気付き驚くナミちゃん。
「けっ…ばれちまったじゃねぇか…せっかく猫かっぶってたのによぉ…俺が抑える！！やれぇ！ブチィ！！」
「ギニャァアアイッ！！」
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作者名：シーデン | 作成日時：2017年1月17日 21時
