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ページ45

翔side

そんなにたくさん歩かせたわけじゃないし

適度に休憩も入れたんだけど

廉の身体が悲鳴を上げてしまったみたいで


車に戻ってくる頃には

息が上がりまくってる廉。


聴診器を胸にそっと当てると

不整脈が酷く出てる廉。


けど、俺が不安な表情をあらわにしてたり

焦ったりしてると廉にも不安が伝わってしまうから

なるべく表に出さないように気を付ける。
















酸素マスクと点滴を繋げて

リクライニングを少しだけ下げてあげて


廉の胸を優しく摩りながら

声をかけてあげる事数十分__


廉「すぅ…すぅ…」


点滴が効き始めたみたいで

すーっと眠りに落ちた廉。


「うん。胸の音も随分良くなってる」


不整脈も落ち着いてるみたいで安心した。



















廉を起こさないように丁寧に運転をして

廉の家まで送り届けた。


優「あ、櫻井先生!」

「こんにちは。廉ちょっと不整脈出ちゃってて」

優「え?大丈夫、なんすかっ…」

「点滴と酸素を投与したので、今は落ち着いてます」


ちゃんとお父さんにもう大丈夫ですよ

と伝えると安心した顔になった。


それからお家に一旦お邪魔させてもらって

廉を部屋まで連れてってあげて

ベットに寝かせて布団をかけて下に降りた。




*






*




優「今日は、廉と出かけてくださってありがとうございました」

「いえいえ、僕も楽しかったので」


お父さんが頭を深々と下げながら

お礼を言うからお父さんに頭をあげるように伝える。


優「すごく廉嬉しそうで…。いつも楽しそうに居るんですけど、櫻井先生の話をするときはいつも以上に楽しそうなんです」

「そうなんですね。僕も廉と居るとすごく楽しく手、刺激を貰えるんです。それに、恥ずかしい話ですが行き詰った時廉の顔を見に行ったり、他愛もない話をするだけで頑張ろうと思えるんです」

優「廉が」

「はい。廉は僕の頑張る源なんです」


こんな話、恥ずかしくて

廉本人にも1度も話したことないけど、


でもなんか今は自然と自分から

話しをする事が出来てるんだ。


優「ありがとうございます。廉も嬉しいと思います。そう思ってくださる方が近くにいる事が」


それから廉の体調の事を

お父さんにしっかりと伝えて

いつもより少し強めの不整脈用の薬を

5回分お父さんに手渡して


飲むときの注意点などを

説明して、最後に廉の様子を確認して

点滴を外して俺は病院へと戻った。

*→←*



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黒瀬優花(プロフ) - あいこさん» あいこさんこんばんは。お返事が遅くなってしまい申し訳ないです。そしてそう言ってくださりありがとうございます。こちらの更新が中々出来ずすいません。今現在構成を考えている最中ですので、更新再開までもうしばらくお待ちくださると嬉しいです (2022年6月4日 21時) (レス) id: b90b4ec0c7 (このIDを非表示/違反報告)
あいこ - いつも読んでます! (2022年6月4日 17時) (レス) @page49 id: 9039b1adc5 (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬優花(プロフ) - ゆうさん» ゆうさん、こんにちは。謝らないでください。伝えてくださるって事だけで嬉しいです!こちらこそありがとうございます。完結後も何度も読んでくださると嬉しいです。私なりのペースで最終回まで走っていきますのでよろしくお願いしますm(__)m (2022年4月2日 9時) (レス) id: b90b4ec0c7 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう - 黒瀬優花さん» いつも楽しみにしてるって事を日頃からお伝えできてたらよかったですね、すみません!いつもありがとうございます♡きっと他にもこの物語の更新もすごく楽しみな方がたくさんいると思います。完結してもまた何度も読ませていただきますね☆これからも応援しています (2022年4月1日 21時) (レス) id: 91dc508731 (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬優花(プロフ) - ゆうさん» ゆうさんはじめまして。コメント下さりありがとうございます。そう言って頂けることが滅多にないのでとっても嬉しいです泣完結してもこの作品は残ってるので、読んでくださると嬉しいです^^完結まで見守ってくださると嬉しいです (2022年4月1日 14時) (レス) id: b90b4ec0c7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:黒瀬優花 | 作成日時:2022年1月9日 11時

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