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コンコン、とドアをノックをすると、かすかに返事の声が聞こえた。
「弟者さ〜ん...」
弟『んぅ...A...？』
弟者さんはベッドで布団にくるまっていた。目も開ききっていない。
「二日酔いかなと思って水と薬持ってきました」
弟『うわぁ....ありがと....
そこ....おいといてぇ.....』
「わかりました」
弟者さんが指定したベッド傍のサイドテーブルに水と薬を置く。
「でも今飲まなくて大丈夫ですか？」
弟『まだ...ねむい.......』
ゔぅ、と唸りながら弟者さん。
「ゆっくりやすんでくださいね」
そう言って部屋を出ようと弟者さんに背を向けると、腕をつかまれた。
弟『まって...』
「わっ」
そしてそのまま弟者さんの方に引っ張られ、私はベッドになだれ込むように倒れてしまった。
弟『Aもいっしょにねよ...』
「えっ、ちょっ、」
私はやすやすと弟者さんと向かい合う形で抱きすくめられ、しまいには寝息を立て始める弟者さん。
(え？もう寝てる！？)
見上げるとすやすやと寝ている弟者さんだが、逃げようとしても私を抱きしめる腕が全然動かない。
「まじ........」
どうしようかと色々策を考えても弟者さんの腕は全然動かないし、足にも弟者さんの足が巻き付いてるというか絡んでいる状態で、布団から出られない。
そして本当にマズイのが、
弟者さんの体温+弟者さんによって暖められた布団によって私自身も睡魔に襲われかけていること。
二日酔いの薬の副作用かなにかは分からないけれど、睡魔を意識すると怒涛の勢いで眠たくなってくる。
(ていうか弟者さんめちゃくちゃあったかい...)
平熱高いのかな、とか全然関係のないことばかり頭に浮かんで布団から出るための策を考えることが出来なくなってくる。
(あ〜..........だめだ....もう...)
数分後、ものの見事に睡魔に負けてしまった。
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撫子(プロフ) - あー心臓に悪いです。心臓が痛いです！ (2020年8月31日 13時) (
レス) id: a5deea1600 (このIDを非表示/違反報告)
オヨヨ(プロフ) - のりすけさん» あかんですわ、、、、、、、心臓に悪いは褒め言葉ですー！ありがとうございまーす！！！！！（笑） (2020年2月16日 0時) (レス) id: 70a288bcb9 (このIDを非表示/違反報告)
のりすけ(プロフ) - うわわわわわわ!あかーん！それあかんです心臓に悪いですありがとうございます! (2020年2月15日 21時) (レス) id: 7d52ef4e73 (このIDを非表示/違反報告)
オヨヨ(プロフ) - ルナさん» やった〜！！！！！嬉しいです！！！！これからもよろしくお願いしますネ！！！ (2020年2月6日 17時) (レス) id: 70a288bcb9 (このIDを非表示/違反報告)
オヨヨ(プロフ) - のりすけさん» 眼福でしかないですよね、、、、、、、楽しんでもらえて何よりです、、、！！！！ (2020年2月6日 17時) (レス) id: 70a288bcb9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：オヨヨ | 作成日時：2020年1月7日 0時
