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し「…居場所は教えられないって。」
じ「俺らとはもう会わせたくないってことかな」
会りを、か。
……どうしてこうなったんだ。
かるてっとさんが両親の話を切り出したことがきっかけになったのは間違いないけど、かるてっとさんが悪いわけじゃない。
これはきっと、Aが苦しんでることに気づいていたのに今まで何も行動を起こさなかった俺たち全員のせいだ。
今更、悔やんでももう遅い。
Aはもう俺らから離れて行ってしまった。
い「一緒にご飯作るの結構好きだったんだけどな」
み「……さすがにキツいわ」
みんな下向きになりかけていた時、「大丈夫です」と前向きな言葉が出てきた。
その言葉を言ったのは、意外にもはこたろーさんで。
は「居場所が分からないなら探せばいい。このままお別れなんて、俺はごめんです」
その言葉がすごく力強くて、みんなの表情が少しだけ明るくなった気がした。
か「俺も探します。………絶対に見つけて、ぶっ飛ばしてやる。何も言わずに出て行きやがってって」
み「…たしかに俺ら６人いたら、人探しなんて余裕だよなー」
じ「そうだよ！余裕余裕！」
し「情報集めてくれるの9割いちはちくんだけどね」
よし！探すぞ！と気合を入れるみんなが俺に「いちはちさんはどうする？」と見つめてくる。
それにクスッと笑った。
そんなの、俺が答えなくても分かってくせに。
い「人探しなら俺がいなきゃ、ダメでしょ」
絶対に見つけ出すから、覚悟しといてよ。
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おゆき(プロフ) - meさん» ただいまです！お待たせしてしまってすいませんでした。ありがとうございます！また少しずつ更新していくので、見ていただけると嬉しいです！ (2021年5月18日 18時) (
レス) id: 1843c20691 (このIDを非表示/違反報告)
me(プロフ) - おかえりなさい。また公開してもらえて本当に嬉しいです。無理だけはしないでくださいね！ (2021年5月18日 12時) (レス) id: 47178bfabc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おゆき | 作成日時：2020年11月13日 14時
