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何か企んでるのか？
それとも俺たちがいるから諦めた？
……どちらにしてもこいつは危険すぎる。ここで捕らえておかないと、後々絶対にやばいことになる。
じ「……かるてっとさん。」
か「どうした？」
じ「格好つけたからには、やっつけたぞ！って言いたいよね」
いつもの柔らかい笑顔で言うじらいちゃんに、変に入っていた肩の力が抜けた。
こう言う場面でじらいちゃんの冷静さにはいつも助けられる。
じ「かるてっとさんAちゃんのために怪我しないでね。…擦り傷くらいなら許す」
か「ははっ、無茶言うよな」
擦り傷か。
正直厳しいよな。骨折ですめば良い方、それくらい相手は強い。
だけど、次にAと顔を合わせるとき、俺らが怪我をしていたらあいつは絶対に自分を責める。それだけは避けたい。
……死ぬ気で、やるしかねぇな。
こういう枷があった方が燃えるわ。
じ「それにさ。………俺らの姫をあんなにしやがったこいつを許せない」
数分前、俺たちが駆けつけた時にはAは既にしるこさんに抱きかかえられていて、腕や顔には痣ができていた。
思い出すと怒りが溢れてきた。
…嫁入り前だぞ。なんてことしてくれんだ、このおっさん。
じ「100倍の痛みにして返してやる」
あれ、さっきの冷静さどこに消えた？？
キレたじらいちゃんを久しぶりに見た。
顔は笑ってるのに目が少しも笑ってない。こういう時のじらいちゃんはめちゃくちゃ強いんだよな。
か「…覚悟しろよ、おっさん」
「楽しませてくれよ」
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おゆき(プロフ) - meさん» ただいまです！お待たせしてしまってすいませんでした。ありがとうございます！また少しずつ更新していくので、見ていただけると嬉しいです！ (2021年5月18日 18時) (
レス) id: 1843c20691 (このIDを非表示/違反報告)
me(プロフ) - おかえりなさい。また公開してもらえて本当に嬉しいです。無理だけはしないでくださいね！ (2021年5月18日 12時) (レス) id: 47178bfabc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おゆき | 作成日時：2020年11月13日 14時
