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か「こんな仕事してりゃ、危険なんていつでもついてくんだよ」
そうだけど…。
クロウはみんなが思ってる以上に危険なんだーーー。
じ「もし俺らに何かがあったとしても、それは俺らが弱いからだ。Aちゃんのせいじゃない」
違う。
そうじゃない。
私が耐えられないの。みんなが傷つくのは。
そんなの、見たくないの。
し「Aが安心して俺らと一緒にいられるように、もっと強くなる」
『っ！………なんで、みんなはっ………そこまで、私に優しくしてくれるの…？』
いろんな感情が溢れ出して涙が出そうだ。
グッと堪えて絞り出した言葉にしるこさんは優しく笑って、私の耳にインカムを付けた。
い《…Aは深く考えすぎなんだよ。》
『…い、ちはちさん。』
い《少しは俺らを信じてよ》
久しぶりに聴く周波数の低い、すごく落ち着く声。
み《そう簡単にうちのメンバーに傷つけさせへん。…俺がいるからな》
『みん、さん…』
み《兄貴に任せなさい》
気持ちが凄く明るくなる、頼もしい声。
は《本当にAは馬鹿だね》
『はこたろ…さんっ』
は《……戻っておいで》
冷たそうで本当はとっても優しい。安心する声。
ーーーーああ、本当に。この人たちはお人好しだ。
『…一緒に居ていいの？』
か「嫌なんて、言ったことあるか？」
『迷惑かけるよ、私』
じ「迷惑かけてよ。頼られてる感じがして、嬉しいから」
『………私。私ね。
本当は、離れたくなかったっ』
今まで我慢してたものが、溢れ出す。
し「…うん」
『みんなと一緒に居たいっ、』
し「…やっと本当の気持ち教えてくれた。Aはもう少し自分の気持ちに素直に生きていいんだよ。もっとわがまま言っていいんだよ」
『しるこさん、』
し「全部まとめて俺らが受け止めるから」
『……っ、ありがとぉ、』
私は………1人じゃなかった。
私にはBinTRoLLのみんながいるんだ。
ありがとう、みんな。
「ーーーもう話は終わったか？」
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おゆき(プロフ) - meさん» ただいまです！お待たせしてしまってすいませんでした。ありがとうございます！また少しずつ更新していくので、見ていただけると嬉しいです！ (2021年5月18日 18時) (
レス) id: 1843c20691 (このIDを非表示/違反報告)
me(プロフ) - おかえりなさい。また公開してもらえて本当に嬉しいです。無理だけはしないでくださいね！ (2021年5月18日 12時) (レス) id: 47178bfabc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おゆき | 作成日時：2020年11月13日 14時
